2人一組の美術展 12日まで和歌山文化協会

一体となった表現を楽しむ来場者

和歌山文化協会(楠山繁会長)が主催する第64回「総合美術展」が9日、和歌山県和歌山市民会館で始まった。12日まで。

会員の絵画、工芸、短歌や俳句などの多彩な作品に、華道部員が花を生け、2人一組で一つの世界をつくる全国的にも例のないユニークな展覧会。見応えのある61組の作品を一堂に展示している。
初日の式典で、楠山会長は「華道部の皆さんの苦労は相当なもの。ペアになった者同士で交流が生まれれば、会の発展にもつながる。ぜひ足を止めて思いを感じ取ってもらえれば」とあいさつ。尾花正啓市長ら来賓と共にテープカットし、華やかに開会した。
仁坂吉伸知事の力強い書「創」には、西村萠雲さんがグロリオサをつるとともに躍動的に生け、尾花市長が新ショウガを描いた水墨画には、岩井利子さんがピンクのボケの花や紫色のランを添えている。
岩井さん(92)は「新ショウガの爽やかさに味わいも重ねて表現できればと、動きを考えながら生けました」と話していた。

素材や色みを合わせたり、作品やテーマからイメージを膨らませて花で表現したりと、互いに引き立て合う世界に、訪れた人は「なるほど」「こんな表現もあるんですね」と感心しながら見入っていた。
午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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