中村さん無投票4選果たす 紀の川市長選

孫から花束を受け取った中村さん

任期満了に伴う和歌山県紀の川市長選、市議選(定数22)は12日告示された。市長選は同日午後5時までに立候補を届け出たのが現職・中村愼司さん(75)のみだったため、無投票での4選が決まった。中村さんは「命懸けで安全安心な紀の川市をつくる」と意欲を語った。
午後5時、無投票での当選の知らせが打田の選挙事務所に届くと、詰め掛けた大勢の支持者から大きな拍手が湧き起こった。数分後、中村さんが事務所に姿を現し、国会議員や支援者と握手を交わした。
事務所前に設置されたステージで高田亮平後援会長が「本当にうれしい限り。市民の皆さんの良識が表れた。市のために、市民のためにしっかりと頑張っていただきたい」とあいさつ。台風21号で市内が被災したことを考慮し、当選の万歳は控えた。
その後の鏡開きで来賓らと再選を喜び、妻の喜久子さん(70)と共に孫の中村真子さん(12)、谷川史恵さん(16)から花束を受け取ると、この日一番の笑顔を見せた。
中村さんは開口一番に「言葉が出ないほど緊張している。無投票で当選できたのは皆さん方のおかげ」と感謝した。台風21号の被害にふれ「自然災害を最小限に抑え、安心して生活できる市をつくることが一番大事だ」と力説。創意工夫を凝らした農業の発展、国や県、近隣府県と協力して京奈和関空道路の道筋を示すことなどへの意欲を語り、「どんな夢みたいな難しい仕事であっても『合併して良かった』と、子どもたちや孫の時代に言ってもらえる紀の川市にしていきたい」と話した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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