お金と将来設計考える 星林高で金融教育

講師の説明を聞きながら働き方について考える生徒ら

お金と将来設計について考える金銭基礎教育プログラム「マネーコネクション」が12日、県立星林高校(和歌山県和歌山市西浜、嶋田博文校長)で行われ、3年生約150人が生活にかかる費用や多様な職業について学んだ。

同プログラムは新生銀行グループとNPO法人育て上げネットが、若者がニートになるのを予防するなどの目的で開発。NPO法人キャリア・ファシリテーター協会と㈱紀陽銀行が協力して県内と大阪府で実施しており、本年度は20校で授業を予定している。
星林高ではお金と仕事をテーマに授業が行われ、生徒は月収20万円で一人暮らしをした場合の生活費をワークシートで予想。食費や交通費、所得税などさまざまな費用の相場価格を学び、日常生活にかかる金額について関心を深めた。

その後、自分の働き方や将来をシミュレーションするワークを行った。正社員、派遣社員、フリーターのいずれかになる「働き方カード」と「月収カード」が配られ、生徒は自分たちの職業や給料を確認。月収100万円のカードを引いた生徒は最初うれしそうにしていたが、雇用形態と照らし合わせて労働時間や遊ぶ時間とワークライフバランスを考えるうちに、月収100万円にするには自由な時間がなくなることに気付き、落胆していた。
さらに10年後の生活については「暮らし方カード」で確認。「自分の生活に満足した人?」という講師からの質問には「結婚しているから満足!」などと手を挙げる生徒が多くいた。
生徒は貯金をすることの重要性と、人生は働き方で変わることを改めて確認していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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