お寺で鐘突き、読み聞かせ キッズサンガ

抱き上げてもらい、鐘を突く園児

お寺を子どもの居場所にしようと、寺院グループ「海草組(かいそうそ)」は13日、寺と子どもの縁をつくる活動「キッズサンガ」を和歌山県和歌山市井ノ口の報徳寺(長谷川義昭住職)で行い、近隣の市立和佐幼稚園(同市禰宜、石原利彦園長)の園児38人が鐘突きや読み聞かせを体験した。
海草組は同市や紀の川市の浄土真宗本願寺派18寺院でつくり、キッズサンガの活動は10年にわたり続けている。
園児を迎えた長谷川住職は「幼稚園にお母さんが送り迎えしてくれたり、赤ちゃんの時に家族の人がおむつを換えてくれたり、毎日食べるご飯も農家の人が育てている。みんな誰かのお世話になっていることを忘れないでほしい」と呼び掛け、園児と一緒に本堂の阿弥陀如来像に合掌した。
ブラックライトで光るパネルを使って読み聞かせを行う「ブラックパネルシアター」では、仏教説話「大きな魚」と童謡「とんでったバナナ」を披露。園児は静かに話を聞き、歌になると楽しそうに手拍子していた。
鐘突き体験では、園児は石原園長や海草組のスタッフに抱き上げてもらい、撞木に結ばれた縄を振って「ゴーン」と鐘を打ち鳴らした。
年中組の山本乃彗瑠ちゃん(5)と玉置晃士ちゃん(5)は「とんでったバナナが面白かった。鐘を突くのも楽しかった」と話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。