ひいなの湯など最優秀賞 おもてなしの宿

表彰式に出席した佐々木代表取締役㊨と利光社長(右から2人目)、山西部長㊧ら

優れた〝おもてなし力〟を持つ県内の宿泊施設をたたえる和歌山県の「『和みわかやま』おもてなしの宿アワード2017」の受賞施設が22日に発表され、旅館部門で和歌山市加太の「大阪屋 ひいなの湯」、ホテル部門で白浜町の「オーベルジュ サウステラス」が最優秀賞に選ばれた。県庁で表彰式が行われ、両施設の関係者が栄誉を喜び、おもてなし力にさらに磨きをかけることを誓った。
「『和みわかやま』おもてなしの宿アワード」は2016年度に創設され、今回が2回目。旅館部門に13施設、ホテル部門に3施設から応募があり、県から委託を受けた専門事業者の覆面調査員が応募施設で宿泊し、接客サービスや食、風呂などの5項目をチェックし、おもてなし力を数値化した。
「大阪屋 ひいなの湯」は加太の海辺にあり、美しい夕日を眺めることができる露天風呂や新鮮な海の幸を使った料理で知られる。電話対応の声が明るく、復唱による重要事項の確認が徹底されていることなどスタッフ教育が高く評価された他、魚の鮮度の高さ、旬の食材を使っていることなど食の評価も高かった。
「オーベルジュ サウステラス」は、「小さなお宿部門」で受賞した昨年度に続き、2年連続で最優秀賞に輝いた。館内や客室の清潔さ、四季を感じられる装飾などが特に評価された。
表彰式では、県商工観光労働部の山西毅治部長から「大阪屋 ひいなの湯」の利光伸彦社長と「オーベルジュ サウステラス」の佐々木孝代表取締役に記念プレートが贈られた。
利光社長は覆面調査の結果について「一般のアンケートに比べ項目が具体的だと感じました。ここまで細かい調査を受けたのは初めてです」と話し、今後の目標として外国人宿泊者の増加を挙げ、「受賞に恥じないよう日本人、外国人の両方から喜ばれる施設を目指します」と宣言した。
佐々木代表取締役は「自分たちとは違う視点から評価してもらえるのは貴重です。ここが高く評価されるのかと驚いた項目もありました。これからもおもてなしを一途に追求していきたい」と意気込みを話した。
山西部長は「和歌山のトップ施設をたたえることで、県内宿泊施設全体のレベルを引き上げたい。受賞したことを施設のPRツールに使ってください」と呼び掛けていた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。