和歌山城天守閣で消防訓練 文化財防火デー

天守閣に向かって一斉放水する消防局員

貴重な文化財への防火意識を高めるため、和歌山県和歌山市と市消防局(大浦正男局長)は文化財防火デー(26日)を前に23日、和歌山城で合同消防訓練を行った。
訓練には、市和歌山城整備企画課の自衛消防隊員5人と消防局員44人が参加。小天守閣から出火し、大天守閣に火が広がったと想定し、初期対応から消火作業までの連携を確認した。
午前10時に火災に気付いた隊員が自動火災報知設備で警報を鳴らし訓練開始。隊員は初期消火の後、城内の来場者の避難誘導や宝物の搬送などに迅速に対応。4分後に消防局員が到着すると作業を引き継ぎ、負傷者の救出や搬送、天守閣前からの放水などを行った。
大浦局長は「重要文化財などの特殊な建物の消火には事前の計画が重要になる。特に今回は標高50㍍近くの消火が困難な場所であり、若い隊員らの非常に良い訓練となった」と話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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