地域課題解決へ連携 和市と甲南大が協定

協定書を手に尾花市長㊧と長坂学長

和歌山県和歌山市の魅力PRと地域課題解決に向け、同市は甲南大学(本部=兵庫県、長坂悦敬学長)と包括連携協定を結び、29日に市役所市長室で締結式が行われた。市と県外大学との連携協定は初めて。
同大は8学部14学科、学生数は9080人(2017年5月1日現在)。うち県出身者は38人いる。同大と市町村との連携協定締結は4カ所目。和歌山市は、2016年度から堺市と同大が取り組む「関西湾岸ネットワーク」のシンポジウム参加で親交があり、今回の協定でまちづくり分野での知的、人的資源の交流を図り、地域連携を推進していく。
締結式では長坂学長と尾花正啓市長が協定書にサイン。尾花市長は「県外の大学との協定第1号として期待したい。学生の力で地方創生をしてもらいたい。産業技術も考えてもらい、就職にもつながればいい」と期待を寄せ、長坂学長は「地元の素晴らしさを学んで愛着を持ってもらうことで、若者の移動につながれば。和歌山の課題を考えて、学生に就職したいという思いを持ってもらいたい」と話した。
包括連携協定に基づく具体的な取り組みの時期は未定だが、同大では、学生が実際に地域の課題解決にあたり、調査、発表、実践を通してU・Iターンの就職につなげていきたいとしている。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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