貴志川線で宅配スムーズ 貨客混載スタート

電車内にコンテナを積み込むスタッフ

和歌山電鐵㈱(小嶋光信社長)とヤマト運輸㈱(長尾裕社長)が貴志川線で宅配便を輸送する「貨客混載」が16日にスタートした。
道路が狭く、住宅が密集している和歌山県和歌山市の神前駅周辺での宅配をスムーズに行い、路線を維持するため両社が5日に協定を締結。貴志川線の田中口駅から神前駅までの2・3㌔を電車で輸送する。鉄道の定期運行便が宅配便の個別配送の一部を担うのは全国初。

16日午前7時15分ごろ、田中口駅に到着した電車に、ヤマト運輸のスタッフが最初の貨物が入った集配コンテナ2台を積み込んだ。神前駅に着くとコンテナを下ろし、乗降客の少ない間にスタッフは駐輪場など駅周辺を清掃。その後、周囲の安全を確認しながら貨物をホームから運び出し、リヤカー付きの電動自転車につなげて宅配に出発した。
今後、貴志川線での輸送は火曜日から金曜日の午前7時15分、土曜祝日の7時29分田中口駅発の電車で一日1回行われる。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。