幕末維新スタンプラリー最高齢制覇 野村さん

最高齢でスタンプラリーを達成した野村さん

大政奉還150周年記念プロジェクトとして、京都市などが主催したゆかりある全国22都市を巡る「幕末維新スタンプラリー」で、和歌山県和歌山市北新の野村晴一さん(92)が最高齢達成を果たした。新幹線やタクシーを使い、たった1人で全都市を巡回。約8カ月にわたる挑戦を終え、達成を喜んでいる。
スタンプラリーは、幕末維新の歴史にゆかりの深い京都市や福島県会津若松市などを巡り、指定された各地の博物館や歴史館でスタンプを集める。和歌山市も参加して約1年間にわたって実施され、2089人が応募。そのうち418人が完全制覇を達成した。
野村さんは、和歌山市役所でスタンプラリーの存在を知り、昨年4月に活動を開始。同市のわかやま歴史館を皮切りに、約8カ月をかけて各都市を回った。関東や九州では2~3泊の行程を組み、移動には公共交通機関やタクシーを使用。たった1人で全てのポイントを巡回し、12月中旬に全行程を終えた。
最後に訪れたのは高梁市の備中松山城。標高430㍍の臥牛山頂上付近に建つ天守を目指し、両手でつえを突きながら往復3時間をかけて歩いた。長崎市の亀山社中記念館へも往復2時間の道程を歩き訪れたという野村さんは「皆さん驚いてましたよ」と笑顔で振り返る。
達成した賞品として、徳川慶喜が朝廷への大政奉還を諮問した京都市の「二条城 二の丸御殿大広間」に特別入室。慶喜が座ったとされる畳の上で、記念撮影を行った。「何とも言えない感動と感謝の気持ちでいっぱい」と野村さん。今月中旬に届く記念写真を楽しみに待っている。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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