全国大会準GP 小学生ドラマー髙田智大君

スティックを手に笑顔の智大君

ドラムの前に座りスティックを持つと、あどけない表情がきりっと引き締まる。音楽に合わせてリズムを打つ姿は立派な〈ドラマー〉だ。和歌山県海南市椋木の小学4年生、髙田智大(ちひろ)君(9)は、2月下旬に東京で開かれたドラムの全国大会「ローランド・フェスティバル2017ファイナル」に出場。低学年の部で見事準グランプリに選ばれた。
和歌山から駆け付けた両親や妹、祖父母ら9人が見守る中、ツインペダルも駆使する難曲を演奏。大舞台でも臆せず楽しげにドラムをたたく智大君の姿に皆、目頭が熱くなった。
音楽が好きな父・大輔さん(37)の影響で、物心ついた頃からロックやジャズなどいろいろなジャンルの音楽に親しんで育った。ドラムに興味を持ったのは、叔父がやっていたから。「かっこいい。自分もやってみたい」と憧れスティックを握った。大輔さんの後押しもあり、3歳から通った近所の音楽教室でタンバリンやウッドブロックを使ってリズムの基礎を学んだ。
本格的に始めたのは小学校に入学後。現在は月2回、和歌山市内のドラム教室に通っている。朝起きればドラムをたたき、気が付けばいつも膝でリズムを打っているという智大君。受賞後は、練習にも一層熱が入るようになった。
マンション住まいだったが、4月に新しく建てた家に引っ越した。ドラムが大好きな智大君のために、両親は防音壁を備えた「音楽室」を用意した。本格的なドラムセットも間もなく届く。「もっと練習して難しい曲にも挑戦してみたいな」と智大君は張り切っている。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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