県が条例制定検討 飲酒運転根絶へ県民運動

昨年中の死亡事故に占める飲酒運転の割合が全国ワースト1位だったことを受け、和歌山県は「飲酒運転根絶県民運動2018」を展開。根絶の徹底に向け、19年度の施行を目指し条例制定を進める。

県民生活課によると、06年に同割合が全国ワースト1位となり、翌年に飲酒運転根絶県民運動を実施。関係団体で構成する飲酒運転根絶対策推進会議の開催やキャンペーン事業などに取り組み、09年には飲酒運転による死亡者ゼロを達成した。しかし、その後次第に割合は増加し、14年には14・3%でワースト2位、15年に10・3%で同4位。昨年は死亡事故35件中6件が飲酒運転によるもので、割合17・1%で再び不名誉な1位になった。

現状を踏まえ、飲酒運転の根絶を徹底するための条例の制定を検討。関係機関の意見や他県の運用状況などを参考に、19年度の施行に向け、来年の県議会2月定例会への提出を目指す。

また、飲食店や関係団体に約3万枚の飲酒運転根絶宣言ステッカーや約5万個の「飲みませんバッジ」を配布。ステッカーは、怒り心頭で目が赤く燃えている「きいちゃん」のイラストを使用する。6月には対策推進会議を開き、8月には飲酒運転事故の被害者や警察官らを招いた県民フォーラムを開催。街頭啓発やメディアを活用した啓発を行い、飲酒運転の根絶を目指す。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。