小倉に新工場と店舗が竣工 総本家駿河屋

ガラス張りの製造室

和歌山県和歌山市の老舗和菓子メーカー㈱総本家駿河屋(同市小倉、岡本良太代表取締役社長)の本社新工場と新店舗が、小倉に完成した。本社機能、製造、物流、店舗の全ての機能を集約。9日には竣工式が行われ、行政、建築関係者ら約80人が出席し、工場の内覧や新商品の試食会も開いた。
新工場は既存工場が老朽化し、製造の効率化を図るため、昨年8月に着工。敷地面積4094平方㍍、建築面積1266平方㍍。先月2日に稼働を開始した。 新機能として、建物内の空気圧を外より高く調整する空調システムを導入。虫の侵入を防ぎ、衛生的な環境を実現する。また鮮度を落とさずに凍結させる「プロトン凍結機」やコンベア式のトンネルオーブンを導入。来店者が製造ラインを見学できるよう製造室をガラス張りにし、通路壁に歴史などを紹介するパネルを展示している。
県内8店舗目となる併設店舗にはカフェスペースを設置。店舗面積は177平方㍍で茶席数は30席を設けている。12日午前10時オープン。
また同社は新商品を発表。バームクーヘン生地にこしあんや抹茶あんをあしらった板バーム(税抜き各280円)、代表商品の練りようかんはベリーベリー、キャラメル、ゆずチョコ(各200円)の新味を発売。ブッセは新味のバニラ、抹茶、ブルーベリー(各150円)が登場する。
竣工式で岡本社長は「念願の新工場が完成し、心よりうれしく、身の引き締まる思い。駿河屋550年の歴史を引き継ぎ、社員一丸となって、努力を重ねていきたい」と話した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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