から揚げ全国金賞 那須さん夫妻のレアレア

キッチンカーの前で自慢のから揚げと賞状を手にする那須さん夫妻

和歌山県海南市船尾で那須康宏さん(43)、亜美さん(37)夫妻が営む鶏のから揚げ専門店「LEA LEA(レアレア)」が、「2018年度第9回全国から揚げコンテスト」の中日本しょうゆダレ部門で見事、金賞に輝いた。16年度に続く2回目の金賞受賞の快挙。那須さん夫妻は「誰からも愛されるおいしいから揚げで、地元だけでなく外国にも笑顔を広げていきたい」と意気込んでいる。
同コンテストは、インターネット上で一般投票を受け付け、順位が決定される。同店がエントリーした近畿・四国・中部地方のエリアで予選を突破したのは大手チェーンなどを含む30店。地方の個人営業店の金賞に那須さん夫妻は「本当にたくさんのお客さんが応援してくれたのだと泣きました」と感極まった。
同店自慢のから揚げは、「勝利のからあげ」「太陽のからあげ」の2種類。少し小ぶりの食べやすい大きさで、冷めてもおいしいと高い人気を誇る。卵や小麦粉は使用せず、独自のアジアンスパイスが程よく効いているのが特徴で、カラッと揚がるよう、季節に合わせて粉の配合を変えている。
ニンニク入りの「勝利」は、中学生が食べてホームランを打てるようになったというエピソードから名付けられた。「太陽」はニンニク不使用で女性や高齢者にも人気。どちらも4個350円から販売している。
料理が得意な亜美さんは、康宏さんから「大好きな日方小学校の給食のから揚げを作って」と頼まれ、11年から3年にわたって毎週1~2回の調理を重ねてきた。その都度、味付けや食感の改良などを行い、最終的にかつての給食で感じた「うまい!」のイメージに合うものが完成したのは、タイ人である康宏さんの母が調合するスパイスを加えた時だった。
15年に始めたたこ焼き店でメニューに加えたところ人気を呼び、から揚げ専門店とすることを決定。イベントでの出店の機会も増え、昨年にはキッチンカーも購入した。
人気店となった今も「うち以外にも和歌山にはおいしいから揚げがたくさんあり、食のレベルは高いですよ」と謙虚な2人。店名のレアレアはハワイ語で「人生は一度きり。共に楽しい時間を過ごそう」という意味。その言葉の通り笑顔を絶やさず、「将来はタイにも出店して恩返ししたいです」と話している。
同部門では岩出市の「まんぷく亭」も金賞を受賞した。
問い合わせはレアレア(℡080・4569・8279)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

この記事が気に入ったら「いいね!」してね