市駅はどう生まれ変わるか まちづくり議論

新しい市駅の可能性が語られたパネルディスカッション

再開発が進む南海和歌山市駅周辺について考える市と南海電気鉄道㈱が主催の「まちづくりシンポジウム」が23日、市民会館で開かれ、市民ら約200人が参加し、市と市駅周辺の再開発の進捗やまちづくりのアイデアを学んだ。
パネルディスカッションでは、新市民図書館の指定管理者となるカルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱CCCデザイン部公共サービス企画カンパニーの高橋聡カンパニー社長、東京大学生産技術研究所の川添善行准教授、㈱宿坊クリエイティブの武内淳代表取締役、南海電鉄都市創造本部ビル事業部の橋本佳純部長、市都市計画部の西本幸示部長が市の課題や観光資源について意見を述べた。
高橋カンパニー社長は新図書館の構想を発表。物産販売やカフェなど官民複合のフロアから、専門書を集め、広い読書スペースを設けた図書館フロアなどを含めた5階建てで、年中無休で営業時間も長くし、多くの市民が多くの理由で集う場所にして「人創り、まち創りのプラットホーム」にしたいとコンセプトを語った。
「新しい市駅の活用とまちづくり」のテーマでは、駅前広場の設計監修を務めた川添准教授が「枠にはまって育った子どもが大きくなって個性を出せるのか、それはまちも同じこと。まちで個性を実現し、受け止められるのが広場だと思う。おとなしく使われるだけでは空間づくりは失敗する」と市駅の可能性を話した。
また、㈱商い創造研究所の松本大地代表の講演「魅力ある『街』の価値創造」も行われ、アメリカ・オレゴン州のポートランドとスペインのサン・セバスティアンのまちづくりを紹介した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。