特殊詐欺防止に協力 ヤクルト販売員が啓発

訪問先の家庭でビラを手渡す販売員

特殊詐欺被害を未然に防ぐため、和歌山県警は和歌山ヤクルト販売㈱と協力し、注意喚起のビラを同社販売員が訪問する家庭に配る取り組みを開始した。和歌山市内を中心に2万枚を配布する。
県警本部生活安全企画課によると、ことし5月末時点の県内の特殊詐欺被害認知件数は22件、被害金額は約7760万円と前年同時期より減少傾向にあるが、依然として被害が後を絶たないという。
手口などを広く啓発し、被害を防止するため、県警が作製したビラの配布に同社が協力することが決まった。
A6判のビラには「だまされないと思っている人が騙される!」と大きく記され、「風邪を引いて声が変わった。電話番号が変わった。お金がいる」「医療費や保険料の還付金があるので、ATMに行って」などの詐欺の手口を紹介し、「♯9110」に電話相談するなどの注意を呼び掛けている。
20日、和歌山市内の家庭を訪問した販売員の上内里津香さん(35)は「特殊詐欺被害に注意してください」と呼び掛けながらビラを手渡した。受け取った三宅邦江さん(74)は「ヤクルトさんは毎週来てくれるので話しやすい。息子が2人いるので、本人確認をして詐欺に気を付けていきたい」と話していた。
同課の﨑口忠犯罪抑止総合対策室長は「依然として特殊詐欺被害が発生しており、和歌山市内での被害が多い。電話の前などにビラを貼っていただき、いつでも見られるようにしてほしい」と呼び掛けている。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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