有給取得を応援 旅館ホテル組合が優待プラン

総会でプランの説明が行われた

和歌山県旅館ホテル生活衛生同業組合(坂口邦嗣理事長)は、県が推進する働き方改革関連3事業に参画する県内企業向けに、独自の優待メニュー「県有給休暇取得促進応援プラン」を作成する。有給休暇を取得して旅行をする際、宿泊施設ごとに優待特典を受けられる仕組み。7月中旬の販売開始を目指す。
同組合によると、有給休暇を活用して旅行をしてもらうことで、県内の魅力あふれるコンテンツを再確認し、郷土愛を育む狙いがある。全国の旅館組合に先駆けた「働き方改革先進県」を目指し、確実な有給休暇の取得を推進する取り組みを実践していく。
県では、県内企業の休暇取得の促進や働きやすい環境の整備を推進するため「Happy Worker」「女性活躍企業同盟」「わかやま結婚・子育て応援企業同盟」の改革関連3事業を展開。組合と県、3事業の参画企業が連携を図り、一層の有給休暇取得を推進する。また県内宿泊施設の平日の稼働率上昇が期待され、相互メリットを創出できるとしている。

プランでは組合に加盟する旅館やホテルの約30企業が有給休暇取得時のみ活用できる独自の優待メニューを考案。料金割引の他、ドリンクサービス券や優待チケットなど、通常の販売価格より20~30%引きのお得プランを用意する。プラン購入に有給休暇を証明する資料などの提出は不要で、各施設のホームページや予約サイトで販売。期間は来年3月末までを予定しているが、施設が都合の良い日程を登録する。

坂口理事長は「全国の旅館に先駆けて取り組む事業。有給休暇をたくさん取り、旅館を利用してほしい」と話した。

20日には和歌山市内で組合の総会が行われ、事業の趣旨や内容について説明があった。講演会では書道家でタレントの越前屋俵太さんが「地元の人が気付いていない地元の魅力~日常生活が観光資源になる可能性~」と題して講演した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。