スティック型で本格紅茶 セレビティー人気

「紅茶市場はまだまだ伸びしろがある」と話す北口さん

㈱フリータウン・ジャパン(和歌山県和歌山市橋丁)が販売するスティック型紅茶「CelebiTEA(セレビティー)」が関東方面を中心に人気を集めている。インド産茶葉を包んだアルミホイルスティックをカップに入れてお湯を注ぐだけで手軽に本格紅茶が味わえる画期的な商品。代表取締役の北口裕史さん(57)は「英国文化に代表されるような気品の高いイメージを持たれることの多い紅茶だが、これなら手間をかけずおいしい紅茶を楽しめる」と話す。
仕事で10年以上、インドに駐在した北口さんが、現地のスーパーでユニークな形状のスティックに目を留めたのがきっかけ。それまで、紅茶は茶葉からいれるかティーバッグで飲む方法しか知らなかった。「日本の人にも知ってほしい」と商品の特許を持つ同国の「Sunshine Tea社」に飛び込み、日本での独占販売権を獲得。退職後の2017年5月に起業した。
スティックには484個の穴が開いており、お湯を注ぐと茶葉の香りと色がにじみ出る。スティック内で茶葉が広がり過ぎないため、渋みが適度に抑えられ、すっきりとした飲み心地になる。
ロゴやパッケージは自社でデザインした。東京での展示会を通して知り合った都内のセレクトショップや雑貨店などに置いてもらったところ、飲んだ時のおいしさやユニークな見た目が評判を呼び、多くの引き合いがあった。変化の激しい飲料市場だが、北口さんは「近い将来、紅茶ブームがきっと来る。本格的な紅茶を気軽に味わえるような商品が求められるはず」と予測している。ターゲットは20~50歳代の女性。秋にはノンカフェインのハーブティーを新たに発売する。
海南出身で、和歌山に拠点を構えた。県内のカフェやケーキ店にも商品を置いてもらっている。「地方の方が経営者同士のつながりが強く、情報の伝わるスピードが早いと感じる。ネットの活用で地方でも仕事は十分できる。紅茶を柱に商品の種類を増やし、和歌山発のブランドとして全国に発信したい」と意気込む。
紅茶は全14種類。1箱6本入りで1200円(税抜き)。ネット販売の他、来社での購入も可。問い合わせは同社(℡073・488・1866)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。