たわわな実が成長中 下津の斜面でキウイ

噴霧器で実に液剤をかける井戸さん

和歌山県海南市下津町の東部、仁義地区は日当たりと水はけの良い急斜面が広がり、果樹栽培が盛んな地域。現在は5月上旬の受粉期を終えた小ぶりのキウイがたわわに実っている。実は、毎日続けられる栽培農家の細やかな農作業で、秋には美しい形へと成育し、関西や北海道へと出荷される。
JAながみね下津キウイフルーツ部会で会長を務める井戸章夫さん(70)は22日、果実の肥大促進効果がある「フルメット液剤」を、「ヘイワード」という品種の果実一つひとつに噴霧した。作業を終えたことが分かるよう、液剤には食紅で色を付けている。
約4000平方㌔のキウイ畑の手入れを、午前7時から午後7時まで献身的に行う井戸さんは「キウイはとてもデリケートです」と話す。

同JAしもつ営農生活センターの上森悠平さん(25)によると、同地区のキウイは美しい形状と十分な糖度、程よい酸味を兼ね備えているのが特長で、増産を求められるほど引き合いが多いという。上森さんは井戸さんの畑を視察し「剪定(せんてい)や摘果などの手入れが行き届き、非常に良い成育状況です」と話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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