東照宮弁財天社も浸水 西日本豪雨で爪痕

水に浸かったままの紀州東照宮弁財天社(9日午前11時40分ごろ)

停滞する梅雨前線の影響で、西日本を中心に5日夜から降り続いた記録的な大雨は、県内にも大きな爪痕を残した。和歌山県和歌山市内に発令されていた大雨(土砂災害)警報は7日午後7時46分に解除された。

今回の大雨による市内の家屋の浸水被害は、床上10世帯、床下94世帯。市内の10万4986世帯24万9778人に避難準備情報、雑賀崎や加太、園部地区の47世帯80人に避難勧告が出され、最大で53世帯122人が近くの小学校や地区の連絡所などに避難した。

このうち、和歌浦西の紀州東照宮では、9日午前時点でも境内の弁財天社が水に浸かったままになっている。

弁財天は大階段の手前に位置し、池の中に建つ。同神社によると、山から流れた水がたまる場所でもあり、6日の朝には1㍍50㌢ほどが浸かった状態になったという。雨が落ち着いた8日には地元消防団が水をくみ上げ参道に流す作業を行ったが、9日午前の時点で約1㍍が浸かった状態。

同日の午後もポンプ作業を予定しているといい、同神社の職員は「これまで大雨で浸水被害はあっても、今回のように、おやしろまで浸かってしまうようなことはなかった。中の状態が分からず心配」と話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。