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和歌山ニュース もぎたて旬のイチジク ハウス栽培最盛期

もぎたて旬のイチジク ハウス栽培最盛期

公開日 2018.08.25

紀北地域でイチジクが旬を迎え、海南市鳥居の青木農園(青木秀文代表)ではハウス栽培で樹上完熟させた実が出荷の最盛期。コクのあるおいしさを消費者に届けたいと、独自ルートで全国へ販売し、収穫体験の「イチジク狩り」も人気が高まっている。

約2000平方㍍敷地に並ぶ9棟のハウス内には甘い香りが漂い、深い赤紫に色づいた果実を青木代表(49)が早朝から収穫している。

軟らかくなり過ぎない程度に熟した果実は、重ねず一つひとつ並べられる箱に収め、主に関東に出荷。口が割れるほど熟したものは地元の洋菓子店などへ卸している。イチジク狩りの予約が入った場合は「食べ頃の実を採れるようにしていますよ」とのことで、安心して楽しめる。

収穫体験の後は、野趣あふれる皮ごと食べる方法の他、ケーキのトッピングなどおしゃれな味わい方も楽しめる。

青木代表は「もぎたてを味わうのは初めてと喜ばれています」と話す。

体験は2時間で3000円。2人から受け付け、前日までに予約する。問い合わせは青木さん(℡070・3152・6406)。