女性ドライバー増へ議論 第一交通が女子会

議論する女性ドライバーと管理職ら

女性のタクシードライバーを増やし、就業率を高めようと、第一交通産業グループ和歌山地区の4社の女性ドライバーによる合同女子会が27日、和歌山県和歌山市湊通丁北のホテルアバローム紀の国で開かれ、役員や管理職を含め43人が働き方について議論した。

同グループは、女性ドライバーの固定給採用、センクシャルハラスメント防止ガイドラインの制定など女性の活躍推進に取り組んでおり、国土交通省から「女性ドライバー応援企業」に認定されている。県内での女子会の開催は昨年の田辺市に続いて2回目。和歌山地区の和歌山第一交通㈱、白浜第一交通㈱、御坊第一交通㈱、熊野第一交通㈱が共催した。

全国のタクシードライバーに占める女性の比率は2017年度末で2・7%にとどまる中、同グループ和歌山地区の女性率は同時点で4・0%、ことし8月末では5・97%まで上昇している。

女子会は女性ドライバーと管理職らがグループに分かれ、県内各地のタクシー事情や女性ドライバーを増やす取り組み、キャリアアップなどについて話し合った。「福利厚生の充実や時間の融通が利きやすいという利点をPRしていきたい」「女性だけの勉強会、英語や中国語を学ぶ機会がほしい」といった意見が発表された。

議論を終えて和歌山第一交通の高野福巳社長は「いろいろな意見が聞けた。より働きやすく、楽しく仕事ができる職場を目指したい。他社の乗務員が持っていない知識を身に付けて、おもてなしサービスをしていきたい」と振り返った。

県警生活安全課によるセミナーも開かれ、タクシーを利用した犯罪の抑制に向け、タクシー内の強盗事件の発生状況や危険を感じたときの対応などを話した。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。