和大が秋季初優勝 近畿学生野球リーグⅠ部

地元での3連勝から勢いに乗り、2季ぶり優勝を果たした和大ナイン

2018秋季・近畿学生野球リーグⅠ部の和歌山大―奈良学園大の2回戦は、8日午後6時から、大阪シティ信用金庫スタジアム(大阪市)で行われ、和大が3―2の逆転勝ちを決め、連勝で勝ち点を4(9勝2敗)に伸ばし、秋季初優勝を飾った。昨年の春季を制した和大は、以後2シーズンはリズムをつかめず苦戦の連続だったが、今季は地元の紀三井寺公園野球場で3戦全勝と勢いに乗り、大原弘監督の下、チーム一丸となった戦いで、春季の5位から見事に王者復活を果たした。27日からは明治神宮大会の代表切符(2チーム)を懸け、関西の5連盟による大阪市長杯(南港中央球場)が開幕し、和大は京滋代表と初戦で激突する。

◇第2節2回戦

和歌山大

0020001003

1100000002

奈良学園大

今季は、台風の接近など荒天の影響で大幅に試合日程が変更され、和大は終盤に奈良学大と神戸大戦を残す形となった。9月2日の開幕後、勝ち点を得られず、紀三井寺公園野球場での大阪観大戦に臨んだ和大は、学友のブラスバンドの応援や地元の熱い声援に応え連勝。勝ち点1を挙げ、翌日の大阪工大との3回戦も制し、2点目の勝ち点を手にした。

攻守にわたり本来のパワーを取り戻した和大は、大阪市大に連勝、続く奈良学大戦にも先勝したが、雨天のため2回戦が延期となった。日程の都合で先に行われた神戸大とは1勝1敗で、こちらも決着がつかないまま、奈良学大との2回戦を迎えた。

あと1勝すれば和大が秋初優勝というプレッシャーの中で始まった試合は、やや緊張気味でマウンドに立った和大・野山の隙を突き、奈良打線が序盤で2点を先取した。追う和大は3回、2死2塁から橋本の中前適時打で、2塁走者安田が生還。さらに主砲・大畑の中堅に弾き返す力強い2塁打で同点とした。

中盤は両チームともゼロが並んだが、7回、和大は先頭田淵の3塁打を足掛かりに、2死1、3塁と攻め、土田の左前適時打で逆転に成功した。
3回以降立ち直った野山は、変化球もさえ、バックの堅守と共に1点のリードを守り切り、完投で締めくくった。

最終の神戸大戦を残したまま、昨年の春に続く3季ぶり2回目のリーグ制覇に、佐藤孝祐主務は「私たちの目標は日本一なので、この優勝も通過点だが、みんなで頑張った成果はうれしい。次の大阪市長杯でも3勝して、必ず神宮球場に行きたい」と瞳を輝かせた。

◇部長=竹林明

◇監督=大原弘

◇コーチ=渡邉晃治◇主務=佐藤孝祐(濟々黌)◇学生コーチ=荒木拓海(明石城西)楠岡毅(桐蔭)

◇主将=田頭優人(市岡)

◇投手=高橋俊貴(和泉)野山純一(鳥取西)神崎稜平(海南)三宅川蓮(岸和田)貴志弘顕(桐蔭)坂田龍馬(加古川北)高向遼平(京都翔英)松本啓吾(大阪学芸)大田航平(郡山)田中謙一郎(市岡)

◇捕手=吉原十朗(大体大浪商)尾関力也(高田商)小倉良仁(大塚)藤本将太(明石商)杉山駿一(同)萬野宙(鳳)

◇内野手=田中智章(田辺)大畑達矢(智弁和歌山)田中康士朗(桐蔭)名郷根亮(岸和田)馬場航平(郡山)宮井佑輔(向陽)吉野友章(近大付)小原寛太(東邦)二田幸洋(久留米商)松村直樹(奈良学園)

◇外野手=西林聖人(和歌山商)猪飼真(明石城西)清川説志(高川学園)東翔太(向陽)田淵公一郎(鳥羽)菱谷有馬(南部龍神)土田佳武(山梨学院)浦広大(高知)廣瀬拓也(北照)檜尾一平(向陽)安藤孔徳(加納)早川豊(伊丹)安福椋(京都すばる)

◇主務補佐=福井菜奈(和歌山商)尾﨑未奈巳(岡崎西)

◇副務補佐=小林真侑(鳥取西)若杉美海(神戸星城)上安美貴(池田)

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。