「カフェSERENO(セレーノ)」の新鮮な刺身が大人気! リピーターが続々!!【和歌山市加太】
和歌山市加太で毎朝その日に水揚げされた新鮮な刺身をいただけると大人気のカフェ「SERENO(セレーノ)」。古民家を改修し、スタイリッシュな店内が若い世代に人気のお店…と思っていましたが、実際に取材に訪れてみると、幅広い世代のお客さんで満席状態。その人気の秘密について紹介します。
カフェがオープンするまで
「ぼんやりと、自営で何かやってみたいなぁと思っていたときに『加太の古民家で何かする人を募集しているからやってみなよ!』と誘いがあったんです」と話す、オーナーの西川晴麗さん。当時、化粧品会社に勤めていましたが、周りからの後押しもあり、悩んだ末にカフェのオープンを決断しました。
古民家というと「田舎のおばあちゃんの家」というイメージがありますよね。でも西川さんはスタイリッシュなお店にしたいと考え、内装にとことんこだわっています。
店名の『SERENO』とは、イタリア語で「晴天」という意味。西川さんの名前の一文字「晴」だけでなく、漁師である父親が漁に出る日の晴れ模様や、訪れるお客さんの心が晴れるようにとの願いも込められています。
無駄な飾りがない無機質な店内は、まさにスタイリッシュ。古民家の店内とは思えません。
「どうせなら加太をPRできるお店にしたいと思い、加太の食材をつかった定食も出すお店にしました」と、アイデアは膨らむばかり…。
加太が満喫できる「海の恵み定食」
刺身4種盛りがメインになっている「海の恵み定食」。提供の際に魚の種類の説明をしてくれる店の一番人気のメニューで、オーダーの8割がコレ。
「漁師である父親が、毎朝加太の海で水揚げした新鮮な魚を提供しています。加太は一本釣りという、持続可能な漁をしており、鯛のイメージが強いですが、他にも美味しいお魚があるということを知ってもらうきっかけになれば」と西川さん。
左から、よこわ(クロマグロの幼魚)、ブリ、ソウダガツオの炙り、タコの刺身。何の刺身が出てくるかは、行ってみてのお楽しみ。
小鉢のひじきは加太産。
鯛のあらの身をほぐした、自家製のふりかけ。とことん加太産にこだわった定食です。
スイーツもスタイリッシュ
秋が深まり始めると、人気になるのが「ホットカフェラテ」。美しいカフェアートにうっとりです。
オープン以来、変わらず1番人気のスイーツがこちら。白×黒というスタイリッシュな見た目。
濃厚なチョコレートにクリームがよく合います。トロリととろける触感。ほろ苦いカフェオレとのセットが人気なのは、食べてみると納得です。
定食狙いなら
開店時間に行くのがオススメ
「加太の海の恵み定食」は、その日の漁の状況により、提供できる数に限りがあるのだとか。取材当日は13時に来店しましたが、満席で待っているお客さんも…。オープンと同時の来店が待ち時間もなく定食を食べられる可能性が高いと思います。
スイーツもドリンクも季節のメニューがあり、いつ来てもさまざまなメニューをいただけます。
現在は育児に専念しているため、お店にいることが少ないという西川さん。この日は息子さんと一緒に来て、取材に対応してくれました。
「加太の美味しい魚を何度も食べに来てくれるお客様、いつもお店を運営してくれるスタッフ、関わる皆様が素敵な方ばかりで感謝です」と笑顔で話していました。
スタイリッシュであたたかなお店『SERENO』、加太を訪れた際はぜひ足を運んでみてくださいね。
名称 | SERENO(セレーノ)-seafood&cafe- |
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所在地 | 和歌山県和歌山市加太1455 |
電話番号 | 073-499-7017 |
営業時間 | 11:30~17:00 |
定休日 | 火・水曜 |
駐車場 | あり |
@___sereno___ |
和歌山市移住3年目。2人の子どもと共に和歌山の魅力を発見中。子連れ目線で発信をしています。新たな出逢いに日々ワクワクしています。