和歌山では珍しいもんじゃ焼きの専門店がニューオープン。「和歌山もんじゃ 髭もぐら」は、東京では定番のベビースターの代わりになんとカップヌードルを入れた、ちょっと変わり種のもんじゃ焼きをいただけます。このジャンキー感は一度食べたらクセになります!
和歌山では珍しいもんじゃ焼きの専門店
もんじゃ焼きといえば東京発祥の“粉もん”ですが、関西圏ではあまり馴染みがありません。そんなもんじゃ焼きの専門店「和歌山もんじゃ 髭もぐら」が「CiTY!WAKAYAMA」からほど近くにニューオープンしたと聞いて行ってきました。
ビルの1階の通路の先に「和歌山もんじゃ 髭もぐら」ののれんが。隠れ家的でちょっとドキドキします(笑)。
店内は座敷席が4つ。子どもの頃に行った駄菓子屋のような雰囲気があり、なんだか懐かしさを覚えます。
家族連れも多い同店。駄菓子におもちゃが所せましと並ぶこちらの小部屋には、お子さんもワクワクしちゃいます。
同店店主の尾藤敬哉さん。お店のSNSや店内のいたるところにいるモグラちゃんのモデルでもあります。確かに優しそうな目元がとてもよく似ています。
もんじゃ焼きはライヴ感を楽しむ!
今回いただいたのは、同店1番人気の「明太もちチーズもんじゃ」(2人前1900円)。生地と具材の明太子・おもち・チーズに……なんとカップヌードル!?
「もんじゃ焼きの本場・東京だと、もんじゃ焼きのトッピングにベビースターを入れるんですけど、当店では代わりにカップヌードルをまるまる1つ入れています」と尾藤さん。
もんじゃの種類に合わせて入れるカップヌードルの種類も変えるそうです。
まずは油を引いて、具材のみを鉄板の上に載せます(出汁はまだ入れない!)。載せた具材をヘラで刻みながら(細かく刻みすぎない方が食感の違いが楽しめるとのこと)炒めて……
具材に火が通り始めたらドーナツ状に土手を作り、出汁を溢れないように中に流し込みます。「具材を刻む→土手を作る→生地を流す」という工程を2、3回繰り返します。
生地がグツグツと煮立ったら、そこへカップヌードルを投入!
残りの出汁をすべて入れ、土手を崩し、生地と具材を混ぜ合わせながら炒めます。
鉄板に薄く広げ、焼いている面に「おこげ」ができたら完成。ハガシ(小さいヘラ)で生地を剥し取っていただきます!
トロッとした食感におこげの香ばしい風味が最高です。カップヌードルを入れることでジャンキー感が出てヤミツキになるおいしさ。
基本はセルフですが、「自分で焼けるか不安……」という人も、尾藤さんをはじめ、気さくなスタッフさんたちがお手伝いしてくれるので安心してください。
もんじゃを焼いている間に一品料理の「唐揚げ」(580円)もつまみつつ……。ニンニクがガツンと効いていてビールにも合いそう!
尾藤さんのオススメはサッパリと食べられる「梅ネギ塩」(1650円)。
一品メニューも充実していて、「フランクフルト」や「焼きそば」などお子さんが喜びそうなメニューも。
みんなで鉄板を囲んでワイワイと!
家族や気の置けない友達と、鉄板を囲んでワイワイともんじゃ焼きをつつくのも、とても楽しそう。一度食べたらクセになる“和歌山もんじゃ”をぜひご賞味あれ。
名称 | 和歌山もんじゃ 髭もぐら |
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所在地 | 和歌山県和歌山市元寺町4-5 黒岩ビル102 |
営業時間 | 11:00~14:00、17:00~23:00 |
定休日 | 火曜 |
@monja_higemogura |
和歌山市出身・在住のフリーライター。おいしいものをこよなく愛し、ロカルわかやまではグルメ記事ばかりを担当。生まれ育った和歌山の‟素敵”を、もっと発信していきたいです。多趣味で、カフェ巡り・カメラ・ミニチュアフード作り・読書・映画鑑賞などが好き。