2021年03月03日 19:30
その上品な辛さが料理人などから人気が高い「真妻わさび」。実は和歌山が発祥の地なんですが、栽培条件が厳しく、ごく少量しかつくられていないため、“幻のわさび”とも呼ばれています。一方で郷土ずしとして昔から愛されているのが「わさびずし」。全国区でテレビ放映された名店も併せて紹介します。
画像出典:和味
わさびの産地はどこかと尋ねたら、静岡、長野県あたりを連想する方が多いと思います。ところが、静岡で主に生産され、高級品として人気が高い「真妻わさび」は実は印南町が発祥地なのです。
わさび栽培は日本では350年前(江戸時代)から静岡で始まったといわれています。印南町真妻(川又)のわさびは、明治21年(1888年)以前から栽培が始まっていたという説など諸説あります。
出典:印南町ホームページ
最盛期の昭和30年頃には14軒ほどあったわさび農家も、現在は数軒のみ。生産量が少ない大変貴重なわさびですので、今では、ごく一部のお店でしか味わう事ができない幻のわさびとなっています。
「真妻わさび発祥の地」として知られているのが、この真妻地区。わさびは自然の沢の渓流を利用して栽培されているため、年間水温が15度以下の限られた環境でしか大きく育つことができません。
出典:和味
しょうゆとわさびは、切っても切れない関係
そのわさびもしょうゆと同様に和歌山が発祥なのです。まんが「美味しんぼ」でも紹介されたり、テレビなどの取材も多いと聞きました。
問い合わせも多く、生産が追いついていないようです。増産は、目指しているのですが、沢を開くのに費用がかかるのでなかなか大変みたいです。
綺麗なわき水で、地面は、水はけの良い砂利
出典:湯浅醤油
さっそく、書店にてBIGCOMICスピッリッツを購入してみてみると、大きく、大きく日高町の「くえ」、那智勝浦の「ヨロリ」などと並んで取り上げてくれていました。
出典:和歌山真妻の千両
和歌山にはめはりずしの郷土ずしが多くありますが、その中の一つに「わさびずし」があります。
わさび寿司は元々、和歌山県有田川町の郷土料理。「柿の葉寿司」や「めはり寿司」など植物の葉
っぱでくるんだお寿司はたくさんありますが、今回ご紹介するわさび寿司もそのひとつです。お寿司にわさびは欠かせませんが、わさび寿司はわさびを下ろして加えるのではなく葉っぱで巻くことによって、葉を噛み切る食感とピリっとした柔らかな辛みを一緒に楽しめます。
出典:美味しいニュース
その「わさびずし」で人気が高いお店がこちら↓↓↓
2015年4月2日の秘密のケンミンSHOW。「遠い山奥でしか買えない予約殺到グルメ」コーナー。
そこで紹介されたのが、有田川町の「赤玉食堂」さんのわさび寿司。小さなヒトクチサイズのわさび寿司。
鯖と、鮎と、わさびの3種類。
魚が入ったわさび寿司。正直、柿の葉寿司の方が好み。
魚が入ってないわさび寿司。本来のわさびの良さが鼻に抜ける。
つ~んとした清涼感。これ、なかなか好み。出典:Fu.Ta.Tabi
妻とドライブ。あらぎ島見て赤玉でわさび寿司定食いただきました。 pic.twitter.com/s338K2oOkB
— Vスト250!TOSHI (@YTOSHI15) August 18, 2020
和歌山に来た際は、地元だからこそ楽しめる希少な味をぜひご賞味あれ!
※本文中の情報は引用元の情報に基づきます。実際に訪れる際には、事前に確認することをお勧めいたします
【Holly】
和歌山で生まれ、和歌山で育ち、県外へ嫁ぐも和歌山が好きすぎて和歌山に戻ってきた30代のライターです。旦那と5人の子供達と毎日賑やかに過ごしております。皆さんの知りたい情報をタイムリーにお届けできるよう頑張ります!
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