2017年04月20日 11:30
見老津と書いて、「みろづ」。古くは見老津浦と呼ばれた地区にある駅で、無人駅です。駅前と言えば、商店や飲食店などが立ち並ぶイメージですが、国道沿いにあるこの駅には本当に何もなく、国道を挟んですぐ目の前が海という立地です。ただ、駅からの海の景色は大変素晴らしく、鉄道ファンのみならず多くの人がその風景を求めて訪れるとか。近くには熊野古道の長井坂東上り口もあり、古くからの文化や景色をそのまま受け継いだ印象のある地域です。
シンプルだけどちょっと洋風な印象の駅舎。入口のソテツが南国情緒を醸し出しています。
現代では珍しい「公衆電話ボックス」!があるのがポイント。あえてどこかに電話してみたい。
駅舎の奥にシンメトリカルなアートを発見♡
2014年にイラストレーターの大神慶子さんが制作されたようです。
すさみのまちを表現した絵とのことで、とてもかわいいです。Tシャツにしたいくらい!
駅舎の横にある観光案内版
山の方にある滝がとても気になります。
こんなに海が目の前の駅って、なかなか無いですよね!
そしてとてもきれい。
一日中ボーっとして癒されたい気分になります。
駅の中はこんな感じです。
山の壁面?にある生い茂った草が「いとをかし」
撮影中に1本の電車がきました。
これこれ、この色ですよ。そして「ワンマン」
駅から北へ少し歩いて、踏切を渡ると、熊野古道の「長井坂東上り口」があります。
入口からかなりの急斜面!!
昔の人がここを通っていたのかと思うと、今の世の中の便利さに感謝するほかありません。
長井坂を説明する看板がありました。
ごみほるな!(ごみを捨てるな!)ストレートでいいですね~
こころがほんわかする看板がありました。
見老津小学校のみなさんが制作されたんですかね。
まさにその通り、美しいすさみの自然、皆で守って行きましょう。
これまた味のある橋ですよね。
補強はされていますが、なかなかの年代物です。
何かの映画のロケにも使えそう!
いかがでしたでしょうか。
美しい海といにしえの風情に包まれた見老津駅。電車の旅の途中下車に、ドライブの休憩に、立ち寄ってみてください。
※本文中の情報は引用元の情報に基づきます。実際に訪れる際には、事前に確認することをお勧めします
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