2018年12月11日 12:00
紀伊新宮藩主水野忠央が和菓子製造を推奨したことで、今でも多くの菓子店が軒を連ねる新宮市。熊野詣に訪れた参拝客が参詣土産に求めることも多く腕を競ってきました。熊野三山の一つ熊野速玉大社でしか買うことのできない銘菓や、看板のない隠れた名店。明治から続く老舗菓子店の焼き菓子に、浮島を象った素朴な和菓子と徐福の茶など、お土産に喜ばれる品を見つけることができます。熊野もうでと一緒に新宮市の銘菓を是非楽しんでください。
知る人ぞ知る和菓子の名店が軒を連ねる新宮市。
紀伊新宮藩9代藩主水野忠央が和菓子製造を推奨したことで発展しました。
世界遺産熊野古道の地として参拝者も多く、土産物としての需要も高く今でも多くの和洋菓子店が腕を競っています。
新宮市では「新宮市内お菓子名店めぐりマップ」を作成し魅力をアピールしています。
1968年明治元年に創業した老舗の菓子店。
熊野速玉大社の神鈴を模した一口サイズの焼き菓子はしっとりとし食感と和三盆の優しい甘さが人気。
一見ベビーカステラのようですが、食べてみると上品な甘さと柔らかい食感がクセになります。
他にも熊野の名所を写した「熊野名所せんべい」などもお土産におすすめです。
※実際に店舗へ訪問される際は必ず事前にご確認ください。
熊野三山でしか手に入れることのできない参拝土産。
餡を餅で包み、その上から玄米粉をまぶした素朴な和菓子は、熊野の持つ素朴さや暖かさ、重厚さを表現しています。
熊野三山それぞれの包装紙があり、熊野牛王符という特殊な神札にちなんだ味わい深いデザイン。
天皇陛下が熊野に御行幸された際の記念に作られた最中「熊野詣」や水まんじゅう「熊野水もうで」もおすすめです。
※実際に店舗へ訪問される際は必ず事前にご確認ください。
築70年の町家で看板を出さず、羊羹と琥珀菓子だけで切り盛りする和菓子の名店。
大納言小豆が透き通る琥珀菓子「天の川」は名前の通り涼しげな見た目が美しく、目にも美味しい。
一見しっかりと硬そうな印象も受けますが、口に入れるとシャリシャリとほどけ小豆との食感の違いが絶妙です。
期間限定で栗の天の川も味わうことができるようで、ファンがわざわざ足を運ぶ名店です。
※実際に店舗へ訪問される際は必ず事前にご確認ください。
熊野速玉大社例大祭の御船祭が行われる浮島をイメージして作られた和菓子。
そぼろ状にした村雨餡の中に蜜で炊いた栗がゴロッと入り、ほろほろとほどける餡と栗の食感が面白い一品。
紅白2色のパッケージに入っており贈答用にもおすすめです。
秦の始皇帝の命を受け、熊野地方に渡来した徐福が探し求めた霊薬にちなんだ「天台鳥薬茶」もこの地ならでは。
※実際に店舗へ訪問される際は必ず事前にご確認ください。
熊野詣で歩き疲れた体を、甘い和菓子で癒してくださいね。
※本文中の情報は引用元の情報に基づきます。実際に訪れる際には、事前に確認することをお勧めいたします
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