2020年06月14日 19:30
和歌山県出身の作詞家を紹介します。歌手と違って、一般的にそれほど注目を集めることのない作詞家。意外とたくさん、名作を手掛けている方々がいるんですよ。今回紹介する楽曲の中にも、きっと聞いたことのあるフレーズがあるはずです!
和歌山市にはすでに実家もなく、すっかり縁遠くなってしまいましたが、
観光発信人であることで、少しはまだ繋がっているような気がします。
代表曲は、Wink「淋しい熱帯魚」、やしきたかじん「東京」、新世紀エヴァンゲリオン主題歌「残酷な天使のテーゼ」「魂のルフラン」など。
24時間、常に何かしら考え、あらゆる場面においてネタを探しています。
そのネタも、決まった形のあるものとは限らず、多くは「ふわふわ漂っている」としか言えないような掴みどころのないものばかりです。
それをうまくとらえて、思考の中に放り込み、他のアイデアと混ぜ合わせて醸成し、それがあるきっかけで羽化したら、それを詞として形にする。
これまでに手掛けた楽曲は、1000曲以上。
最近では、2020年2月に公開された、山﨑賢人×高畑充希主演の
映画「ヲタクに恋は難しい」の楽曲も!
『ヲタクに恋は難しい』のために書き下ろされたオリジナル楽曲“恋の発熱”を歌唱している。同曲は作曲と鷺巣詩郎、作詞を及川眠子が手掛けた。
出典:CINRA.NET
Kis-My-Ft2やAAA、クリス・ハート、 May J.といった華やかな面々の楽曲の作詞を担当。
FTISLANDやチャン・グンソクなど、人気の韓流アーティストたちの楽曲も手掛けています。
2015年にはAAAの「愛してるのに、愛せない」が日本レコード大賞優秀作品賞に輝きました。
こんな子ども向けの作品も!ある世代にはめちゃくちゃ懐かしいはず…
「大好きな音楽の世界で生きていきたい」と、幼い頃からの夢を追い続け、作詞家として活躍する和歌山市出身の木村友威(ゆい)さん
KARAの楽曲でデビューを果たし、SMAPやタッキー&翼、家入レオらの曲を手掛けてきました。
2019年に発売された、家入レオのアルバムに収録されている「Whenever」を作詞
6人からなる動画配信者ユニット“すとぷり”の2020年発売のアルバム曲「タラレバ」
若い世代を中心に人気を集めています。
「タラレバ」と「No Perfect」って歌詞作ってる方同じなんだ…!
だからあんなに繊細で、1色じゃあ表せない人間の複雑でもどかしい感情を描けるんですね
感動…「遠くから消えかけた叫びがもうこの街じゃ届くこともなくて」
「もう何度目の涙を見ただろう」
の歌詞が好きすぎる#すとねく
— acco (@acco__56n) January 15, 2020
1877年6月30日生まれ
和歌山県東牟婁郡新宮町(現新宮市)出身の童謡作詞家。
「子供の言葉による、子供が喜ぶ童謡」の作詞を始め、2年後輩の瀧廉太郎と組んで、「お正月」、「鳩ぽっぽ」、「雪やこんこん」などの作品を残した。
誰にでも簡単に口ずさめるこの有名な「お正月」の歌の作詞者が東くめであり、作曲者は「荒城の月」や「花」で有名な滝廉太郎であることを知る人は意外に少ない。
長い間歌い継がれていく童謡の詞を、和歌山県出身の方が作ったと思うと感動しますよね…!
1837年4月29日、現在の田辺市生まれ。
博物学者、教育者、作詞家でありました。「軍艦(軍艦行進曲)」の作詞者として知られています。
海上自衛隊でも、海上幕僚監部通達により儀礼曲の一として「軍艦行進曲」の名称で制定されており、進水式や出港式典などで奏楽されている他、観閲行進曲として奏楽されている。
和歌山を代表する偉人との関わりも!
鳥山啓は、南方熊楠の和歌山中学校(現和歌山県立桐蔭高等学校)時代の恩師
明るいメロディが特徴的な曲だけあり、第2次世界大戦が終了した後もパチンコ店やテレビ等のBGMとして度々起用されている。
また、中国や韓国、ミャンマー等のアジア諸国においても、この曲のメロディを流用した替え歌が歌われている。
何気なく耳にしていても、その曲をどんな人が作詞しているか知らなかった人も多いのでは。知ればより音楽に親しみを感じるはず。今後はぜひ作詞家にも注目をしてくださいね!
【geek】
和歌山県出身在住でありながら、知らないこともまだまだあるので、新たな発見をたくさ
んの人と共有したいです。
【関連記事はこちら】
↓↓↓
【NEWS】和歌山ニュースはこちら
↓↓↓
【ロカルわかやまLINE公式アカウント】
LINEで和歌山の情報をお届け♪
友達追加はこちら!
↓↓↓