季節の花を巡る旅へ◎アジサイの名所7選【和歌山県】

お城の西側に位置する「鶴の渓（つるのたに）」

和歌山城【和歌山市】

お花見スポットとして、春は大勢の人でにぎわう和歌山城。広い敷地には桜だけじゃなく、ツツジやフジ、スイセン、ボタン、ウメなど、一年を通してさまざまな花を鑑賞できます。和歌山城の西側に位置する「鶴の渓（つるのたに）」には約170株のアジサイが植えられ、青や紫の大ぶりの花が名城を訪れる観光客を迎えます。

2023年5月31日撮影、まさに見ごろを迎えており、色とりどりのアジサイが咲き誇っています。

人と自然のふれあい公園

森林公園【和歌山市】

風光明媚な港町、加太にある「人と自然のふれあい公園 森林公園」。大きな恐竜のオブジェで地元ではおなじみの公園です。四季折々の花が楽しめますが、2007年より加太観光協会の呼びかけでアジサイの植樹が行われています。 現在はガクアジサイを中心に約9000株が植えられ、世界一のアジサイ園を目指しているそう。

地域の人々が大切に守るあじさい

仁平寺（にんぺいじ）【有田市】

“あじさい寺”の異名を持つほど、境内に多くのアジサイが咲き誇る「仁平寺」。無住ですが古刹として地域の人々が大切に守っていて、アジサイも地元の有志により育てられています。境内の遊歩道をゆっくりと歩きながら趣のある花鑑賞を。鉢植えや押し花の展示などが行われることもあるそうです。

救馬渓（すくまだに）観音の境内山頂付近の聖域

あじさい曼荼羅園【上富田町】

開運厄除の霊場として知られる救馬渓（すくまだに）観音。境内山頂付近の聖域に位置する「あじさい曼荼羅園」は、6000平方メートルの敷地内に約120種のアジサイが10000株植えられた花どころです。
開花やイベントなどの最新情報は、救馬渓観音のホームページで確認を。

池周辺に約50種5000株ものあじさいが

恋し野の里あじさい園【橋本市】

中将姫（ちゅうじょうひめ）伝説が伝わる「恋し野の里」にある園。本田池（ほんでんいけ）周辺に、約50種5000株ものあじさいが地元住民グループの手によって植えられています。遊歩道や展望台、休憩所やトイレなども完備されているので、散策がてらゆったりと色とりどりの梅雨の花を観賞できます。

「紫陽花園」には2000株のあじさい

熊野那智大社【那智勝浦町】

世界遺産に登録されている熊野三山の一つ、「熊野那智大社」。毎年6月に無病息災を祈願し、自然への恵みに感謝する「紫陽花祭」が行われます。祭典の中では冠にアジサイの花を飾った巫女の神楽が奉納されるシーンも。境内にある「紫陽花園」には2000株のあじさいが植えられ、6月末まで一般公開されています。

高野龍神スカイライン沿い　約3500株のあじさい

花園あじさい園【かつらぎ町】

高野山と龍神温泉を結ぶ山岳道路、高野龍神スカイライン（国道371号）沿いにあるあじさい園。夏でも涼しさを感じられる山の空気の中、青色を中心とした約3500株のあじさいを観賞できます。7月下旬でも見られるときがあるため、避暑を兼ねて訪れてみてはいかが。