2020年08月21日 11:30
和歌山県の郷土料理「なれ寿司」。冷蔵技術のなかった時代に誕生した発酵食品で、今私たちが親しんでいるお寿司の祖先ともいわれています。伝統的なおいしさの定番なれ寿司から、発酵が進んでいない早なれ、原型を失った30年物の「本なれ」まで楽しめる寿司店を紹介します。
和歌山に古くから伝わる郷土料理の一つ。800年以上の歴史があるとされ、昔から有田・日高地方の人々が秋祭りなど地域の行事食として作り、その技術を伝承してきた。サバをすし飯にのせ、あせの葉で巻いた後、すし桶にきっちり詰め、重しをかけ4日ほどおいて食べる。独特の香りを持つ「本なれ寿司」は、発酵されて表面にうっすらとカビが生えたものが旨いとされる。一般的な「早なれ寿司」は初めての人でも食べやすく、地元では中華そばなどと一緒に食べる習慣がある。他にも和歌山では、鮎やさんまを使ったなれずしも有名。
明治時代からの開業で、寿司の元祖とも呼ばれる「なれすし」を始めとした、紀州名物寿司を中心とした寿司屋です。
和歌山といえば弥助寿司のなれすし、サバの本なれ寿司はずっしり立派だったなあと改めて思い出しました。よく発酵して旨みの濃いなれすしをつまんで冷や酒でも飲めたらなあと思ったりです。 https://t.co/12gpNZINUw pic.twitter.com/p1Vsh1E2cw
— 乗後景 (@jougokei) June 13, 2020
弥助寿司の早なれ、うまし。 — ざっきん (@zakkin1205) October 8, 2012
和歌山市内のスーパーなどでも由利さんのなれ寿司は販売されているのですが、せっかくこちらの方まで来たので本場の美味しいなれ寿司を買って帰りました。 画像後ろの建物も由利さんですけれど、手前のフードストアーで買うことができます。 店内はなれ寿司専門店というよりは、昔の地元のスーパーといった感じで、日用品などの雑貨も販売されています。
なれ寿司と早寿司を比べてみると、 すし飯の違いが分かりやすいですね。 なれ寿司の方がすし飯がネットリといった感じなので、匂いだけでなく食感も苦手な方がいられるようです。 けれど旨味があるのはなれ寿司の方だとツウの方は言われますので、好みが分かれるところですが、和歌山へお越しになられたら一度食べてみてくださいね。 案外クセになるかも!? 出典:地球の歩き方
和歌山帰るたびに 由利のなれ寿司 紀南地方のサンマ寿司とめはり寿司 香梅堂の鈴焼 の4つはたべたい… — キノコおじ (@T2kob178) January 9, 2020
オークワで由利のなれ寿司買ってきたお。もぐもぐ( ^ω^)(^ω^ )もぐ。
— ありだ(・´ω`・) (@arida71) July 31, 2012
出典:新宮市観光協会 数週間ねかせた「さんまの馴れ鮓」。発酵して酸味のあるご飯、やわらかくて旨味たっぷりのサンマが絶品!一味唐辛子を合わせた醤油をつけるとさらにおいしいですよ。
057 「本馴れ鮓(ほんなれずし)本舗 東宝茶屋」 (情報有難うございます) 「さんま馴れ鮓」1,300円+税 紀州名物。塩漬けした魚を塩抜き、米と共に漬けて3週間以上の乳酸発酵。一味唐辛子の醤油で。 (今回は2年) ピリッと醤油から秋刀魚の味、そして発酵の酸味がジワジワ。 でもキツくない良い酸味! pic.twitter.com/mo980l7vvc — はくほー@自粛中につきゲーム垢 (@WB_894) February 24, 2020
東宝茶屋では、なんと30年物のなれ鮓にチャレンジすることができます!
三十年物 珍味 本馴れ鮓
さて、今回のメインの目的の
「30年もののさんまの馴れ鮓」ですが、
ほんのり僅かに魚臭は残るもののヨーグルトのような
味わいで中々乙な味でした。こちらも塩分が少なめな分、柚七味を加えた醤油を
すこし加えると美味しさが倍増します。
いずれもお酒のアテにぴったり!
初心者は発酵時間の短い「早なれ」からチャレンジしてみてはいかが
【geek】
和歌山県出身在住でありながら、知らないこともまだまだあるので、新たな発見をたくさ
んの人と共有したいです。
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