職人の匠の技を。和歌山の伝統工芸品

出典:photoAC 画像はイメージです

昔からある原材料を使い、伝統的な技術や技法で作られた、生活に豊かさと潤いを与える「伝統工芸品」。全国で236品目認定されており(2021年1月時点)、和歌山からも3品目が選出されています。今回は職人の匠の技、和歌山の伝統工芸品について紹介します!

経済産業大臣指定伝統的工芸品とは?

経済産業大臣により指定された日本の伝統工芸品を「経済産業大臣指定伝統的工芸品」といいます。

行政用語では伝統的工芸品と呼ばれ、次の要件によって指定される。
1.主として日常生活の用に供されているもの。
2.製造過程の主要部分が手工業的であるもの。
3.伝統的技術または技法によって製造されるもの。
4.伝統的に使用されてきた原材料を使用していること。
5.一定の地域で産地形成されていること。
出典:Wikipedia

昔からある原材料を使い、伝統的な技術や技法で作られた、生活に豊かさと潤いを与える工芸品が「経済産業大臣指定伝統的工芸品」として選出されているようです。和歌山からは3点選出されています。

和歌山の伝統工芸品

紀州漆器

室町から戦国時代に現在の滋賀県付近の木地師の集団がこの地に住みついて、豊富な紀州ヒノキを木地に、木の椀の製造を始めました。
それが椀の木地に渋下地を施す渋地椀の製造につながりました。江戸時代になって一層漆工も盛んになり、渋地椀の一大産地として、全国にその名が知られるようになりました。紀州漆器は最初「黒江(くろえ)塗」と呼ばれ、その後生産量が増えてから紀州漆器として広まり、現在に至っています。
出典:伝統工芸 青山スクエア

海南市黒江に伝わる伝統工芸品「紀州漆器」は、会津塗(福島県)山中塗・輪島塗(石川県)などと共に日本三大漆器と称されています。一般的な漆器では下地にも漆を用いるそうですが、紀州漆器では下地は主に柿渋や膠(にかわ)を用いて丈夫に仕上げているとのこと。
近年では、漆ならではの風合いを残しつつ近代的な形や色合いを調和させた商品が開発されたり、「紀州漆器まつり」といったイベントが開催されるなど、昔ながらの良さを大切にしつつ、新たな展開を見せているようです。

紀州箪笥

和歌山の和家具を代表する紀州箪笥。桐材特有の上品な木肌と美しい木目を生かしているのと同時に、軽くて耐湿性にも優れているため、特に衣服の収納に適しているといわれています。紀州箪笥は熟練の職人による組手などの工作が、細かく正確なことでも有名。現場で長年培われた経験と勘により、伸縮や狂いが少ない箪笥として、世代を超えて引き継がれている和家具の一つです。
出典:和歌山市 公式サイト

婚礼調度品として贈られることも多かった「紀州箪笥」。「身を焼いて、中身を救う」と言われるほど、火災に強いと言われています。

紀州へら竿

紀州へら竿は、竿師の高い技術力で作られるへら鮒用の釣り竿です。
その製造技法は、明治10年代に大阪市で確立し、その後、原材料である高野竹(スズ竹)の産地に近い和歌山県橋本市に根付いて今日に至ります。昭和初期からのへら鮒釣りブームもあり、へら竿づくりは定着し、以後多くの釣り師に愛されてきました。
出典:伝統工芸 青山スクエア

原竹の切り出しから生地組み、漆塗り、完成までほぼすべてが手作業で、一人の職人が約1年がかりで仕上げているとのこと!頭が下がります……

ライタープロフィール

【isako】
100%和歌山人ですが、ボケもツッコミもできません。 よく他府県民から和歌山弄りをさ
れますが、私はそんな和歌山が大好きです。趣味は本を読むこと、おいしいものを食べる
こと、写真を撮ること。

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