有吉佐和子記念館にカフェ「ラ・メゾン・クロシェット有吉邸」和歌山市

和歌山市出身の作家・有吉佐和子さんの邸宅を復元した「和歌山市立有吉佐和子記念館」が2022年6月、南海和歌山市駅近くで開館。「LA MAISON CLOCHETTE(ラ・メゾン・クロシェット) 有吉邸」は、その1階のカフェスペースで営業しています。

南海和歌山市駅近くに和歌山市立有吉佐和子記念館が開館

 有吉佐和子が暮らした東京都杉並区の邸宅を復元

有吉佐和子記念館

カフェ紹介の前に、「有吉佐和子記念館」についてのうんちくを少し。「恍惚の人」や「華岡青洲の妻」など数々のベストセラーを生み出した有吉さんは、和歌山市で生まれました。4歳で東京へ転居、父の転勤で6歳でインドネシアに移り住みますが、一時帰国した際、木ノ本村立木本小学校(現・和歌山市立木本小学校)に通い、正式に日本に帰国してからも東京から疎開してきて、和歌山県立和歌山高等女学校(現在の県立桐蔭高校)に通ったと記録が残っています。高校以降は東京で生活されていましたが、和歌山とは自身の生い立ち、作品でもゆかりがあり、このほど、有吉さんが旺盛に創作活動を行った東京都杉並区の邸宅を復元する形で記念館が設けられました。建具や家具などが移され、書斎や茶室を再現。自筆原稿など貴重な資料が展示されています。入館は無料。

有吉佐和子記念館の1階でカフェを運営するのが「ラ・メゾン・クロシェット」

ラメゾンクロシェット_内観
そんな市の施設でもある「有吉佐和子記念館」で、なぜ、「LA MAISON CLOCHETTE(ラ・メゾン・クロシェット)」がカフェを運営することになったのかというと…。「記念館の指定管理者に選ばれた『まちづくり紀ノ川』の事業提案にカフェが含まれていて、事業計画の段階でお声を掛けていただいたから…」と、オーナーの阪本万美さんは話します。

食堂ことぶきの姉妹店で、白浜水果店も同じグループ

ラメゾンクロシェット_イメージ
同店は、オーガニックカフェ「ti.po(ティポ)」から昼も夜も楽しめる食堂スタイルへと業態を変えた「食堂ことぶき」の姉妹店で、「和歌山県書道資料館」(和歌山市西汀丁)の1階でアジア料理や日本茶を提供している「LA MAISON CLOCHETTE」の2号店。ちなみに、白良浜の近くにあるアジアンカフェ「白浜水果店」(和歌山県西牟婁郡白浜町)も同じグループです。

「ラ・メゾン・クロシェット」1号店は“台湾”、2号店は“ベトナム”ですみわけ

有吉邸では、ベトナムのお料理、スイーツ、ドリンク類を中心に提供。「台湾を中心とするお料理、スイーツを提供している1号店とすみわけをしたかったのと、和歌山市内に在住中のベトナム人のお友達に2号店のメニューの監修をお願いしたら、彼女の意向もあって“ベトナム”を前面に出すことに」とのこと。「フォー」「バインミー」と日本人にもなじみのあるベトナム料理の他、ローカルデザート「チェ―」、コンデンスミルク(練乳)を加えた甘くて濃厚な「ベトナムコーヒー」などが味わえます。

「日本の調味料は使わず、本場の味で提供しています。ベトナム料理は刺激的な辛さや独特のクセが少ないので、日本人の口に合いやすく、あえて“日本人向け”にする必要がなくって…。ベトナムに行ったことがある人は“あ~、この味”と懐かしんでもらえると思いますし、初めてベトナム料理を口にする人も心配無用です」と阪本さん。

ベトナム人監修のベトナム本場の味              ラ・メゾン・クロシェット有吉邸のカフェメニュー

ベトナムのサンドイッチ「バインミー」

ラメゾンクロシェット_バインミー
ベトナムのサンドイッチ「バインミー」はモーニングでも、ランチでも食べられ、「皮付き豚肉(ベトナムベーシック)」「熊野牛とトマト(レモングラスの香り)」「ベトナムハムとライム(鶏レバーパテ入り)」の3種類。ベトナム人が焼くフランスパンに具材を挟むと、ぐっとベトナムの味、食感に近づくのだとか…。イートインは各1本850円、テイクアウトは750円です。今後さらに種類も値幅も増える予定だそうで、楽しみですね。

ベトナムを代表する国民料理「フォー」

ラメゾンクロシェット_フォー
「フォー」の提供はランチタイムのみで、イートイン限定(11:00~14:00)。「とりのフォー」(900円)と「季節のフォー」(1000円)の2種類あり、あっさりとした自家製スープもお米の麺(ライスヌードル)も胃にやさしく、パクチーの香りがう~、たまらん、食指が動きます。レモンをキュッと搾って、フライドオニオンをガサーっとのせて、お好みで「とうがらし酢」も。

「チェ―」「プリン」などベトナムの定番スイーツも充実

ラメゾンクロシェット_チェ―
「チェ―」は、甘く煮た豆類や芋類、寒天や果物など複数の具材を合わせて食べるベトナムの伝統的なデザート。同店のチェーは、季節のフルーツにパッションフルーツ、愛玉子(オーギョーチー)、緑豆(リョクトウ)、レンズ豆、寒天、シロキクラゲ、タピオカなどが入っていて、ココナッツミルクをかけていただきます。甘くてトロピカルな南の国の味! 写真は大で750円、小は550円。大のみテイクアウトOK。夏季限定で「カキ氷チェー」(850円)も登場します。スイーツは、他にも「ベトナムプリンアフォガード」(750円)、「ベトナムフルーツアイスクリーム」(600円)、「ベトナムヨーグルト」(220円)などがあり、充実しています。

ドリンクはベトナムコーヒーに中国茶、日本茶、コンブチャ、ベトナムビールも

ラメゾンクロシェット_内観イメージ
独自のフィルターを使って抽出する「ベトナムコーヒー」は650円(ホット/アイス)。ベトナムコーヒーの特徴でもあるコンデンスミルクは現地から取り寄せるこだわりっぷり。ドリンクは、有吉さんが中国との縁が深かったことや茶道を極めていたことから、中国茶(ホット650円)、日本茶(有機阿波番茶ホット/アイス650円)に加え、自宅で「ハウスブレンドをたしなんでいた」という記述に基づき、コーヒーは和歌山県岩出市のコーヒー焙煎所「カミンロースターコーヒー」の有吉邸オリジナルブレンドで提供しています(アイス/ホット600円)。菌で発酵したお茶をフルーツでさらに発酵させた自家製の「コンブチャ」(アイス600円)も人気。ベトナムビール(650円)も飲めます。

オリジナルの焼き菓子も販売

ラメゾンクロシェット_ショーケース入口近くのレトロなショーケースに並ぶ焼き菓子は、地元の新鮮で質の高いフルーツやみかん蜂蜜、野菜などを使った自然派焼き菓子を作る「Avec la nature(アベック・ラ・ナチュール)」に依頼して作ってもらっている同店オリジナル品(250円~)。ガレットやスコーン、マドレーヌなど素朴な味わいで、お茶にもコーヒーにも合います。店内でも食べられ、手土産にもおすすめ。

記念館っていうとなんだか高尚と思ってしまうかもしれませんが、お友達のお家にお邪魔するような感じで気軽にガラガラとドアを開けてみてください。ちょっぴり小粋な時間が過ごせますよ~。もちろんカフェのみの利用もOKです。

ラ・メゾン・クロシェット有吉邸
〈住所〉   和歌山市伝法橋南ノ丁9 有吉佐和子記念館内
〈電話番号〉 073-488-9881
〈営業時間〉 9:00~17:00(ランチタイムは11:00~14:00)
〈定休日〉  水曜
〈駐車場〉  無料駐車場8台、身体障害者用駐車場もあり
〈インスタ〉 @clochette_ariyoshi

※掲載各店の判断により、営業形態や営業時間、メニュー等が変更されている場合があります。


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