歩きスマホ啓発動画で最優秀 CB専門学校

表彰式に出席した学生たち

「インターネットの安心・安全に関する動画フェスタin近畿2017」で、和歌山コンピュータビジネス専門学校(和歌山県和歌山市黒田、三木繁清校長)の学生による動画作品「歩きスマホに気をつけてね」が学生・社会人部門の最優秀賞(総務省近畿総合通信局長賞)を受賞した。
同フェスタは、近畿2府4県や近畿総合通信局、学校、PTA団体、通信事業者など73団体からなる「スマートフォン時代に対応した青少年のインターネット利用に関する連絡会」が主催。ネットリテラシーの向上を目的に平成27年から始まり、ことしは146の動画作品の応募があった。

最優秀賞に輝いた「歩きスマホに気をつけてね」は、同校CGコースの1年生6人が制作。同校はことし6月、県警からサイバー空間の安全を守る「サイバー防犯ボランティア」の委嘱を受けたことをきっかけに、啓発に役立つ動画を作ろうとフェスタへの参加を決めた。
作品では、スマートフォンを操作しながら歩いている少年が事故に遭う様子を2分20秒のアニメーションで表現。「自分は大丈夫」という思い込みで安易に歩きスマホをする危険性を訴えている。
学生たちは夏休み前の1カ月で基本的な動画制作の方法を学校で学び、その後は夏休みを使って制作を開始した。昨年のフェスタの受賞作品に歩きスマホを扱ったものがなかったことから、テーマは決定。50枚以上の下絵を描く作業などに苦労したが、約2カ月間かけて動画を完成させた。
制作メンバーの一人、久保梨加さん(19)は「このような大きな賞を頂いたことに驚きましたが、この経験を生かし将来はゲームやデザイン関係の仕事を目指したい」と喜びを語った。
表彰式は17日に大阪市内で行われ、学生たちに表彰状が贈られた。作品は動画サイト「ユーチューブ」でタイトルを検索すると視聴できる。今後は全国の小中学校などでの啓発に活用される。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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