年の瀬に感謝の思い ことし復活の駿河屋

設置された門松の前で岡本社長㊨

県外でもさまざまなニュースが駆け抜けた2015年が、暮れようとしている。昨年経営破綻し、新会社としてことし3月に再出発した老舗和菓子店「総本家駿河屋」の本店(和歌山市駿河町)でも、迎春準備が進む。

同店では28日午後、店頭に門松を立て、しめ縄を掲げた。店内も華やいだ雰囲気で、宮中歌会始のお題にちなんだ菓子、御題羊羹(ようかん)「人」や、えとの申(さる)をモチーフにした絵柄のせんべい、干菓子(ひがし)などの迎春商品をそろえている。

本店の営業再開に続き、海南や岩出にも相次いで出店し、いまでは県内4店舗に。人気の本ノ字饅頭などを買い求める客の姿が絶えず、順調なスタートとなった。

岡本良太社長(41)は「お客さまからは、お叱りの声を含め『再開してうれしい』『頑張って』といった、ありがたい声をたくさんいただき、応援してくださった皆さまに感謝の一年でした」と振り返る。

来年に向けては「駿河屋の真価が問われるとき。伝統の味を守りながら、お客さまの期待に応え、喜んでいただける商品づくりに取り組んでまいります」と気を引き締めている。年内は通常通り営業。年明けは4日から。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。