バレー名門の東レ入団 信愛高の石川選手

新天地での活躍を誓う石川選手

高校女子バレーの強豪・和歌山信愛高校でエーススパイカーとして活躍した石川真奈選手(18)が社会人バレーV・プレミアリーグ(1部)の東レアローズに入団する。木村沙織、迫田さおりら日本代表選手が在籍する名門で、石川選手は「憧れだったチーム。まずはしっかり下積みを経験して、いずれはチームになくてはならない存在と言われるように頑張りたい」と意気込んでいる。

石川選手は印南町出身。印南小学校2年生の頃、地元チームでバレーを始め、印南中学校から和歌山信愛高校へ進学した。

身長179㌢。跳躍力が魅力で、最高到達点3㍍という高い打点から繰り出す強力なスパイクが持ち味。3年で全日本高校選抜メンバーに選出。社会人クラブや大学からも注目を浴び、昨年春ごろに東レアローズからオファーがあった。

同チームは、平成12年7月で活動を停止した名門ユニチカ・フェニックスを、東レが同年9月に引き継ぎ、滋賀県大津市を本拠地に東レアローズとして活動をスタート。御坊市出身の芝田安希さんも、ユニチカ時代の平成11年から22年まで所属していた。

日本最高峰のプレミアリーグでは4度の優勝を誇り、天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権、国体もそれぞれ2度優勝している強豪クラブ。石川選手の憧れは迫田さおり選手。チーム一の努力家であると知り、一気に憧れの存在になったという。

勉強とバレーの両立が大変だったという3年間。「何でも話し合えるいい仲間に恵まれて、充実の高校生活でした」と振り返る。高2のインターハイ県予選で優勝を飾り、全国では目標にしていた2回戦を突破できたことは一番の思い出。一方、3年になってからは右手や左ひざのけがに苦しんだ。インターハイや入学前から照準を合わせてきた国体、高校最後の春高バレーでは思うような活躍ができず悔しい思いも。「焦る気持ちが大きかったけど、けがをした時のトレーニングも重要だと痛感した。日ごろからのケアも大切にしたい」と学んだことは大きい。

3日から大津市で寮生活をスタートさせる予定で「ジャンプ力を伸ばしつつ、レシーブなども全て一から積み上げていきたい。努力を重ねれば、その先に全日本代表や東京五輪が見えてくるはず」と夢を膨らませている。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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