榎木孝明さん野外劇熱演 孫市まつり盛況

野外劇で迫力の殺陣を見せる榎木さん

戦国時代最強と呼ばれる鉄砲集団「雑賀衆」を率いた雑賀孫市にちなんだ「孫市まつり」が27日、和歌山市鷺ノ森の本願寺鷺森別院周辺で開かれ、大勢の歴史ファンや家族連れでにぎわった。

市民団体・孫市の会(森下幸生会長)が主催し、ことしで12回目。見どころの一つ、武者行列と組み合わせた市内劇場型の野外劇は、監修する俳優の榎木孝明さんが特別出演。迫力の立ち回りで勇ましい孫市役を演じ、観客を沸かせた。

甲冑(かっちゅう)を身に着けた雑賀衆ら一行は、和歌山城の一の橋を出発。南海和歌山市駅を経由し、勇ましく勝ちどきを上げながら練り歩いた。

野外劇は、十万の信長軍を三千の孫市軍が迎え討つストーリーで展開され、到着した鷺森別院では、孫市役の榎木さんと、織田信長役で、東映の俳優・西村匡生さんの一騎打ち。一般公募を含めた出演者も、機敏な動きで演じ切っていた。

時代劇再生運動にも取り組む榎木さんは「日本人の本当の良さを取り戻したい。和歌山には吉宗公をはじめ、孫市という素晴らしい人物がいるので、地元の皆さんに誇りを持っていただきたい。孫市を全国区にしましょう」と呼び掛けた。

最前列で劇を鑑賞し、春から智弁中学校に通う高松小学校の松田朔弥君(12)は「孫市は織田信長を撃退したすごい人物。劇も、迫力があってよかった。和歌山の歴史をもっと勉強したい」と笑顔だった。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

この記事が気に入ったら「いいね!」してね