和洋室や新露天風呂 休暇村加太が7月新装

話題の「インフィニティ風呂」になった露天風呂

瀬戸内海国立公園のリゾート施設「休暇村紀州加太」(和歌山市深山)が7月1日、リニューアルオープンする。総工費約20億円をかけて大幅に改修し、要望の多かった和洋室(ベッドのある客室)や温泉を新たに設置。露天風呂も、より紀淡海峡の大パノラマを堪能できるスタイルに一新した。8日に内覧会とレセプションがあり、関係者約60人で竣工を祝った。

和の伝統と現代の装飾美が融合した「ジャパニーズモダン~ときめき~」をテーマに生まれ変わった。

「さくら館」「みやま館」の2館からなる客室は全室オーシャンビュー。以前は和室のみだったが、全72室中31室が和洋室、2室が洋室になった。さくら館は4階が「さくら」、3階が「うめ」、2階が「紀州てまり」と階ごとにテーマを変え、趣の異なるイメージに仕上げた。

地下の大浴場は「加太淡嶋温泉『天空の湯』」になり、お湯はとろりとした「美肌の湯」。微細な気泡が全身を包むシルキー風呂も登場。露天風呂には近年トレンドの「インフィニティ風呂」を採用し、湯面と紀淡海峡が一体化したような景色が満喫できる。

設計監理は伊藤喜三郎建築研究所(本社=東京)、施工は㈱淺川組(本社=和歌山市小松原通)。

国民休暇村は環境省指導の下に設置・運営されるレクリエーション施設で、昭和34年にスタート。紀州加太は同38年5月、全国5番目に開設された。

レセプションで休暇村協会の中島都志明(としあき)理事長は「絶景の地、温暖な気候、海の幸、多くの地域の方々の支援に恵まれ、この日を迎えられた」と感謝。

瀬戸内海国立公園を管轄する環境省近畿地方環境事務所の秀田智彦所長は「国民により良いサービスを提供できるよう休暇村の先頭に立って頑張ってほしい。それが地域発展にも寄与する」とあいさつした。

福田良輔海草振興局長が知事メッセージを代読し、門博文衆院議員らが祝辞を述べた。

紀州加太の義本英也総支配人は「休暇村の中でも全国1位になりたい。そして、うちだけが元気になるのではなく、加太、市、県が元気になる、その一助になれるように取り組んでいきたい」と意気込んだ。

今月10日にプレオープンし、予約を受け付けている。問い合わせは同施設(℡073・459・0321)まで。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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