栗原小巻さん演劇人生語る 岩出・粉河RC

スピーチする栗原小巻さん

岩出、粉河の2ロータリークラブ(RC)は8日、岩出市荊本の岩出市商工会館で合同例会を開き、ゲストとして女優の栗原小巻さん(71)が会員らを前にスピーチを行った。

栗原さんは紀の川市と和歌山市で7日から11日まで上演されていた一人芝居「松井須磨子」出演のため来和中で、合同例会では「演劇と私」と題して自らの俳優としての人生を語った。

日中文化交流協会副会長やロシア文化フェスティバル日本組織委員会副委員長など演劇を通しての国際的な文化活動や、福祉活動にも力を入れる栗原さんは「演劇について話すことはたくさんありすぎるので、ご質問に答えます」と提案すると、会場の会員からは「一番印象に残った俳優は?」などの質問が飛び出し、「子どものころからのスターだった田中絹代さんとはすぐ仲良くなった」などと、往年の映画俳優などとの交流のエピソードが披露された。

俳優になる前はバレリーナを目指していたといい「その夢は、日露合作映画でバレリーナを演じ、連日ボリショイ劇場で役として踊れたことでかなった」と話した。

また「20代のころはテレビ、映画、舞台の仕事が同じぐらいの割合だった」という栗原さんは、多くの作品に出演しない分、一つの作品で何役も演じることもあったと話し、将来舞台に重点を置くための、先を見据えたチャレンジであったことを明かした。

だんだん舞台に軸足を置いていった様子など、演劇に生きる思いを凜と語る姿に会員らは熱心に聴き入っていた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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