表情柔らか陶器のおひなさま やまたつで

穏やかな表情の陶びなが並ぶ

白浜町五色ヶ浜にある「じろりん陶工房」の陶びな展が4日まで、和歌山市太田の陶芸館やまたつで開かれている。

同工房では、横浜から同町に移り住んだ竹本二郎さんと富子さん夫妻が創作。店内には信楽の土で焼き上げた、フランスパンのような、こんがりとした焼き色の陶びなや、五月人形など約30点が並んでいる。

手の平にのるような小さなものから、重厚感のあるものまで、さまざま。土に模様をつけ、人形に重ね着をし特別な技法で仕上げた立ちびな「醍醐」は、手の込んだ優美な作品。

その他、自然な焼き色と素朴な風合いの「若宮」や、ほっとするような柔和な表情の「絵巻びな」「よりそいびな」も並び、同店の山本幸美さんは「この工房のおひなさまは特に、柔らかい表情がすてき。他にあまりなく、ファンも多いです」とにっこり。

会期中には、骨董(こっとう)店から集めた帯やアンティーク着物も併せて展示され、同店では「着物を着て、桃の節句を楽しみませんか」と呼び掛けている。

午前10時半から午後6時まで。問い合わせは同店(℡073・474・1677)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。