マスコット「海ニャン」誕生 菓子まつり

「海ニャン」のデザイン

4月に初開催する「菓子まつり」に向け、海南市の食を通して地域活性化に取り組む「鱧の街・菓子の街 海南プロジェクト実行委員会」(委員長=新谷武一・市観光協会長)の「菓子グループ」は、公募していたマスコットキャラクター「海ニャン」のデザインを決定するなど、本番に向けて準備を進めている。

同グループは、垂仁天皇の命を受けた田道間守命(たぢまもりのみこと)が中国から持ち帰り、橘本神社(同市下津町橘本)近くの岩屋山麓に植えたとされる、ミカンの原種「橘」の伝承に着目。橘は菓子の起源とされ、同市と菓子を結び付け、まちづくりを進めている。

4月2日には、田道間守命を祭る同神社で行われる「全国銘菓奉献祭」に合わせて、第1回となる「菓子まつり」を予定しており、橘を使った商品開発や、田道間守命の物語が分かる読み聞かせや寸劇などを準備。接する機会が少ない橘に親しんでもらえるようにと、橘をモチーフにしたマスコット「海ニャン」のデザイン案を市内の小学生を中心に呼び掛け、201通の応募があった。

グランプリとなり、デザインが採用されたのは、市立亀川小4年の浦田菜和さん(10)の作品。同グループの山口知也さんによると、浦田さんは自宅で飼っているネコをモチーフにデザインを考え、丸いミカンの体で肉球がかわいらしく、足は遅くて、のんびりな性格のキャラクターという。今後、菓子まつりのPRや商品開発などに活用する。

グランプリの他、準グランプリに10点を選び、菓子まつり当日に表彰する。同グループの野田智也さんは「どのデザインも熱い思いが込められていた。海南をお菓子のまちとして広めていくために、みんなで海ニャンを育てていきたい」と話す。グランプリのデザインは実行委のフェイスブックで見ることができる。

菓子まつりは4月2日午前10時から午後3時半まで、同市大野中の市わんぱく公園で開催。お菓子を作るワークショップやお菓子まき、屋台の出店など、菓子にちなんださまざまな催しが繰り広げられる。

橘を使ったシフォンケーキやフィナンシェ、クッキーなどがセットになった「プレミアムたちばな おかしのかみさまセット」(税込み2000円)を50個限定で発売。商品引き換えチケットは実行委(下津商工会内、℡073・492・4300)、市物産観光センター(℡073・484・2326)で取り扱っている。問い合わせは実行委。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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