農村を支える 全中会長に中家氏出馬表明

立候補への思いを述べる中家氏

JA和歌山中央会・連合会の中家徹会長(67)は26日、和歌山市美園町の県JAビルで記者会見を開き、任期満了に伴い今夏に行われる全国農業協同組合中央会(JA全中)の会長選挙に立候補することを表明した。

接戦の末に敗れた平成27年の前回選挙以来2度目の挑戦。

自身が目指す農業の在り方について、国内農政が法人化や大規模化にシフトする中、「県内もそうだが、農業は家族農業が支えている。今後、農村などをどう支えていくかという視点が国の政策に欠けている」と指摘し、小規模農家の支援強化を挙げた。

組織体制については「協同組合自体が法的にも制度的にも、だんだん利潤追求の株式会社化のような方向性にあるので、『組合員が協同活動で成果を得る』という価値観で農家を説得できる、協同組合運動者としての職員を育てることが重要」と、人材育成の強化にもふれた。

JA全中会長選挙は、6月8日から15日まで立候補の届け出を受け付け、20日に確定。その後、全国の単位組合長など代議員約250人に投票用紙を配布し、郵送などで投票を受け付け、7月5日に締め切り、開票する。8月には当選者が正式決定する。

中家氏は、平成16年にJA紀南代表理事組合長に就任。4年間のJA和歌山中央会・連合会副会長を経て、24年6月から同会長を務めている。26年8月から1年間、JA全中副会長も務めた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。