農業の継承へ 紀ノ川農協が黒沢牧場で婚活

広大な黒沢牧場で恋を育もう

紀ノ川農業協同組合(紀の川市平野、宇田篤弘代表理事)は「山の日」の8月11日、海南市上谷の黒沢牧場で婚活イベント「てんとうむしの恋」を開く。和歌山への移住定住を促進し、農業を継承してもらうことを目的としており、農業に関心のある20~40代の参加を呼び掛けている。

農業には多面的な機能があり、景観の維持や文化の創造など、生産活動のみにとどまらず、地域のさまざまな事物に関わってきたが、全国的に農業従事者は減少傾向にあり、高齢化とあいまって担い手不足は深刻な課題となっている。

同組合は、金融や共済の取り扱いをしない、農産物の販売専門の農協。安定的な経営が難しいなど、農業に対する負のイメージを打ち破るべく、移住定住を促進し、人口減少、高齢化、過疎化により機能が大きく崩れ始めている集落と農業を元気にする取り組みを進めており、今回の婚活イベントもその一環。

当日は、牛舎を置かない山地酪農に取り組む広大な黒沢牧場で、バーベキューや宝探しを行い、自然と親しみながら恋をスタートさせる。同牧場で恋の成就を見守ってきた伝説のハート牛が、2人のキューピッドとして牧場を走り抜けることも予定している。

カップルが成立、結婚となった後は、紀ノ川農協が農業のノウハウを伝授し、自立経営をバックアップする。
参加資格は、農業または農業関連の仕事をしているか、農業に興味のある20~49歳。定員は男女各10人。参加費は男性3000円、女性2500円。二次締め切りが10日、三次締め切りが7月1日。

申し込み方法や詳しい内容は紀ノ川農協ホームページ(http://www.kinokawa.or.jp/)で。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。