高野・熊野参詣道を踏破 県の証明第1号

仁坂知事㊨から黒竹の杖を受け取る恒岡さん

高野・熊野の県内4参詣道(高野七口・紀伊路・中辺路・大辺路)に設置された92カ所のスタンプを全て制覇した人に県が贈る「〝超(スーパー)〟完全踏破証明書」の対象者が初めて誕生し、第1号となった三重県伊賀市の会社員、恒岡喜文さん(49)に5日、仁坂吉伸知事から証明書と記念品が贈られた。

県は、昨年10月に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の追加登録が決定したことを受け、ことし3月にスタンプ台を11台増設。4参詣道ごとに踏破証明書を発行する試みも始めている。

恒岡さんは平成24年ごろから、休日を利用して1泊2日の行程で参詣道をウオーキング。同年11月に中辺路を踏破し、26年2月には増設前の全スタンプ81カ所を歴代2番目に制覇している。

県庁で開かれた贈呈式では、仁坂知事から踏破証明書と踏破記念バッジ、日高町原谷産の黒竹でつくられた杖が手渡された。

恒岡さんは「自分が第1号になるとは思っておらず、驚いています」と笑顔を見せ、参詣道の魅力については「紀伊半島の魅力が凝縮されています。途中で地域の名産を味わうのも楽しみ」と語った。現在は登山にも取り組んでおり、「これからもまだ知らない和歌山の魅力を見つけたい」と意欲を話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。