無病息災願って一杯 淡島神社で秋の甘酒祭

甘酒にこうじを入れるみこ

農業、医薬、酒造りの神である少彦名命(すくなひこなのみこと)を祭る淡嶋神社(和歌山県和歌山市加太、前田光穂宮司)で3日、秋の大祭「甘酒祭」が行われた。

冬を健康に過ごせるように、無病息災の願いを込めて新米のこうじで作った甘酒が振る舞われた。
神事ではクリやリンゴなど秋の作物が供えられ、禰宜(ねぎ)の前田智子さんが無病息災を祈って祝詞を奏上。みこが境内で炊いている甘酒に祈祷を済ませたこうじを加えた。

参拝者には温かい甘酒が振る舞われ、境内は甘酒から漂うショウガの香りに包まれた。大鍋で炊かれた甘酒は約60㍑。水筒を持参して甘酒を持ち帰る参拝者もいた。

大阪府から旅行に来ていた川村唯司さん(74)は「お土産屋さんで祭りのことを聞いて来ました。甘酒はショウガが効いていておいしいです。こうして祭りがあるとやっぱりにぎやかですね」と笑顔で話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。