愛の幸せアート じゃんじゃん横丁に壁画

壁画アートの前でmoco mocoさん

女性に1本のバラの花を差し向ける男性。壁面に描かれたのは、愛の告白のワンシーン――。レトロな建物が立ち並ぶ和歌山県和歌山市島崎町のじゃんじゃん横丁内に、新たなフォトスポットが誕生した。
この幸せいっぱいの壁面アート(4㍍×6㍍)を手掛けたのは同市のアーティスト、moco moco(モコモコ)さん。同所で開かれたアートイベントの参加メンバーの一人で、じゃんじゃん横丁オーナーの廣長盛雄さん(59)が、居酒屋「金魚」の壁面に制作を依頼した。
「みんながハッピーな気持ちになれる絵を」との思いから、moco mocoさんは周囲に「幸せを感じるのはどんな時?」と聞き取りし、テーマを「プロポーズ」に決めた。

壁画の制作は10月中旬にスタート。師匠の宇佐美コーゾーさんや仲間の協力を得て、台風を挟みながら実質8日間で完成させた。
もとのグレーの壁色を生かし、壁面の窓を絵に融合させるようにして描いた。同所でかわいがられているネコたちもあちこちに顔をのぞかせる。
実は、この壁画にはちょっとしたトリック的な要素があり、向かいの店舗「珈琲もくれん」2階窓から見える景色に収まるように描かれ、その眺めが早くも話題になっている。
壁画初挑戦となったmoco mocoさんは「コーヒーを味わいながら、窓からの景色も楽しんでもらいたい。ふわっとした温かい気持ちを感じてもらえれば」とにっこり。

同所ではアートプロジェクトが進行中といい、廣長さんは「意外性のある空間。分かりやすい場所でなく『あの景色はどこにあるの?』となれば楽しい。ぜひ実際に足を運び、そんな驚きを体感してもらいたいですね」と話している。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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