五輪王者が先生 伊調選手レスリング教室

実技を指導する伊調選手

オリンピック4連覇を果たしたレスリング・伊調馨選手(33)によるジュニアレスリング教室が2日、和歌山県和歌山市手平の和歌山ビッグウエーブで開かれ、県内のジュニアレスリングクラブの選手やゴールデンキッズの6年生、県立和歌山北高校、和歌山工業高校レスリング部の生徒ら約150人が参加し、技術指導やスパーリングを行った。

県レスリング協会(森下正紀会長)が主催。これまで北京・ロンドン五輪銅メダリストの湯元健一・進一選手、アトランタ五輪銅メダリストの太田拓弥選手など県出身のメダリストによる教室はあったが、女子レスリングメダリストの教室は初めて。伊調選手はレスリングの普及活動にも取り組んでおり、国内だけでなくイランなど外国でもレスリングの楽しさを広めている。

教室では3歳児から中学生までが指導を受けた。伊調選手は構え方を意識してより動きやすく調整することや、タックルする際に蹴り足を素早くすることなどを実演しながら子どもたちに説明。子どもたちも実践し、伊調選手や高校生から個別にアドバイスを受けた。最後は全員でスパーリングを行い、伊調選手とのスパーリングにはそれまでおとなしく話を聞いていた子どもたちが殺到し、伊調選手に全力で挑んだ。

教室に参加した和北ジュニアレスリングクラブの福地悠真君(10)は「細かいところを分かりやすく説明してくれて、勉強になった。タックルが得意なので、きょう練習したことを生かしてもっと磨きたい」と話し、技術を学べた様子だった。

伊調選手は「おとなしい子もいたが、みんな積極的に取り組んでくれた。レスリングが楽しいと思ってもらえるように伝えられていれば」と話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。

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