全国大会出場目指し バトンの瀧姉妹が挑む

2年連続となる全国切符を目指す瀧姉妹(前が美子さん、後ろが真未さん)

27日に大阪府の府民共済SUPERアリーナで始まる第43回全日本バトントワーリング選手権関西大会に、和歌山バトンの瀧真未さん(23・指導者)と美子さん(16・和歌山東高)の姉妹が出場する。2人の目標は「全国大会出場」。大舞台での活躍に期待が膨らむ。
関西は実績のある選手がそろい、全国屈指の激戦区として知られる。その中で昨年、姉妹で出場したペアの部で県勢初の全国切符を獲得し、注目を浴びた。今回も19歳以上が対象の一般ペアの部(10組エントリー)に出場する他、それぞれソロでもエントリー。真未さんは23歳以上が対象の一般の部(3人)、美子さんは16~18歳の高校生の部(73人)に出場する。
持ち味は姉妹ならではの息の合った演技だ。「普段から仲が良い」と話す2人は、絶妙な感覚で演技中のバトン回しの回転数をぴたりと合わせる。昨年の全国大会ではノードロップの演技をしながらも決勝に残れなかったことから、演技構成を大幅に変更。空中で2人のバトンを交換しながら基本動作のイリュージョンや側転などを行う難易度の高い技を組み込み、ペアワークを増やした。演技の最初と最後に大技を配置した構成で、特に冒頭の技はその後の演技に大きく影響する大事なポイントとなる。
関西大会の出場は昨年10月に決定していたが、環境の変化などに伴い、本番を見据えた本格的な始動は12月の中旬になってからだった。通常練習に週1~2回の強化レッスンを取り入れ、練習では10回もの通し練習で体力面を強化。演技内容が濃密になった分、無駄な動きを省き、課題曲の1分30秒間に演技を収められるよう努めている。
美子さんは「自分たちの世界に入ることができれば、いい演技ができるはず」と意気込む。真未さんは「短い時間の中で熟練した演技ができるよう取り組んできた。全国大会へ行きたい」と力を込めた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。