3年間の宝探し 市高デザイン表現科卒業展

生徒の1年間の集大成が見られる

和歌山県の和歌山市立和歌山高校(同市六十谷、勝本泰弘校長)のデザイン表現科による卒業制作展が同市小松原通の県民文化会館県民ギャラリーで開かれている。29日まで。
卒業を控えた3年生の作品を中心に同科の1年間の取り組みを発表。ことしは「宝探しにでかけよう」をテーマに未来への希望と不安や思いを込めた宝物のような作品が並んだ。

3年生はそれぞれ2㍍ほどのスペースに1年間で制作した平面作品、立体造形、自画像など自由に取り組んだ作品を展示。またグループに分かれて展示空間を作品として作り上げるインスタレーションにも取り組んだ。
インスタレーションではピンクのフィルターをかけた写真を壁中に貼った部屋や、「面接会場」の看板が立て掛けられた壁の向こうから面接官の声が聞こえる「圧迫面接」など、各グループの独創的な作品が空間を彩っている。
また、生徒が日々のニュースから思ったことを新聞広告にする意見広告も展示。高齢ドライバーやネット上の無断転載などの社会問題についてキャッチコピーやイラスト、メッセージを生徒が制作した。
3年生の島村慎哉君(18)は「1年生の頃より技術も人としても成長できたように思う。3年間の集大成のような作品で、自分たちの成長を見てもらえたら」と話していた。
展示は午前9時半から午後4時半(最終日は正午)まで。問い合わせは同校(℡073・461・3690)。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。