里帰りライブ実現 M!LKの塩﨑太智さん
和歌山市出身の塩﨑太智(だいち)さん(22)が所属する、ダンスボーカルユニット「M!LK」の「里帰りイベント~僕たちここで生まれました~」が5日、和歌山城ホールからスタート。鹿児島市、四日市市、宇都宮市、岡崎市の順にメンバー5人の出身地を巡る。イベントでは、塩﨑さんの〝和歌山愛〟を確かめる企画もあり、和歌山市観光発信人に委嘱されている塩﨑さんは、まちの魅力を存分にPR。里帰りイベントを成功させた塩﨑さんに、地元への思いやことしの抱負を聞いた。
――故郷でイベントを終えた感想を聞かせてください
ちょっとずつ、自分も成長できているのかなと感じられました。M!LKの力で、もっと和歌山が盛り上がればうれしいですね。
――地元で好きな場所は。帰郷時に必ず行く所があれば教えてください
やっぱり自分の家が落ち着きますね。また、東京だと車を運転する機会がないので、和歌山に帰ってきた時は練習を兼ねて、メッサ(ガーデンパーク和歌山)までドライブに行きます。
――普段の生活で「和歌山人だな」と思う瞬間は。つい言ってしまう和歌山弁があれば教えてください
7時を「ななじ」と言ったり、果物をいろんな人に送ったりするのが和歌山人ならではってことを知ってびっくりしました。「やんやん」っていう和歌山弁もよく出ちゃいます。
――和歌山市観光発信人として市のPRを
言葉では表せないほど、人も温かくて落ち着く場所。癒やしを求めて、もっと県外の人に来てもらいたいし、移住してもらいたいと思います。
――ことしの抱負は?
昨年はメンバーたちと「アリーナが見える1年にしよう」と話していたので、ことしはアリーナでライブができればと思います。
――今後の夢を聞かせてください
この5人でドームツアーをすることですね。ぜひ実現させたいです。
――読者にメッセージを
和歌山には本当にお世話になっているので、M!LKの活動を通して盛り上げたい。M!LKの応援もよろしくお願いします。
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塩﨑さんは16歳だった2017年6月、54人目となる「和歌山市観光発信人」を最年少で委嘱。「ライブはまだ和歌山でしたことがないので、いつか来たいと思います」と委嘱式で話していたことが、今回「里帰りイベント」という形で、約5年半越しに実現した。
イベントでは、県外から訪れたファン〝み!るきーず〟にもまちの魅力をPR。「和歌山を愛しつつ、僕たちM!LKも愛してもらえれば」と呼び掛けた。
同グループは3月末から、春ツアー「CHECKMATE(チェックメイト)」で福岡、大阪、愛知、東京を回る。ユー・チューブの公式チャンネルでもさまざまな動画を配信しており、塩﨑さんは「まずはユー・チューブを見て、M!LKを知ってもらえれば」と笑顔でPRしている。