海風に吹かれて…「cafeK&K」で薬膳アフタヌーンティーを【和歌山県海南市】

海南市塩津漁港近くに
南国気分を味わえるカフェが誕生

海南市街地から国道42号線を南下。和歌浦湾からの海風を感じながら車を走らせ、塩津第一トンネル手前を右折、漁港近くに見えてくる青空に映える白い建物が『cafeK＆K』です。

車を停める場所については、来店時にご確認ください。

お店の中に入ると、まず目の前に広がるのは穏やかな青い海と澄み渡る空。爽やかな海風が吹き抜け、波の音とウインドーチャイムが心地よく響く店内は、広々とした空間でゆったりとくつろげます。

露の浜海水浴場が近く、海で遊んだ後に来る人も（水着のままでの来店もOKだそうです）。

2階のテラス席も屋根があるので、日焼けが気になる人も安心。テラス席からはマリーナシティの花火がよく見えるそうで、マリーナシティの花火ショーが開催される日は19時～20時30分まで特別営業を行う予定。特別営業日はInstagramで告知されます。

和歌山ならではのパンダグッズや雑貨などの販売も。定休日の月曜から木曜は、エステやアクセサリー作成体験など、専門の講師を招いてのカルチャー教室を催しています。

同店オーナー・船戸恵子さんは、中国茶や薬膳に造詣が深い友人の施さんとともにお店を切り盛りしています。元々料理が得意な船戸さんは、お母さんと息子・煌大くんの「ここにレストランを開きたい」という言葉で、ご両親に縁のあるこの地にカフェを開くことを決意。

体も心もいたわる
薬膳アフタヌーンティー

同店の名物は「薬膳アフタヌーンティーランチセット」（1人前4000円。前日までに要予約・2人から）。薬膳とは、季節や自分の体質、体調に合った食材を組み合わせ、健康的な体づくりを促す中国伝統医学に基づいた食事のこと。特別な食事のように思われがちですが、「体が求めている食事をおいしくいただく」というのが基本の考えです。

食事はティートロリーでサーブされ、気分が高揚しちゃいます！

見た目も華やかなのはさることながら、一つひとつの料理にこだわりが込められています。食材は新鮮でなるべく和歌山県産のものを使用しているそうです。

下段は左からごま団子、春巻き、パンダ饅頭。パンダ饅頭はかわいすぎてどこから食べるか悩んでしまいます（笑）。春巻きの皮はライスペーパーを使用しており、パリパリの軽やかな食感が楽しめます。

中段は左から県産しらす、手作り焼き豚、太刀魚の南蛮漬け。大葉も自分で栽培したものを使用しているそうです。

上段は左からティラミス、スノーボール、パウンドケーキ、フルーツタルト、杏仁豆腐。

さらに飲茶としらす丼orちまき、水餃子、フルーツゼリーに、おかわり自由のプーアル茶が付きます。

どの料理もこだわりの食材そのものの良さを活かした優しい味わいで、ボリュームは満点ですがお腹がもたれることはなく、最後までおいしくいただけます。
※入荷状況によりメニューが変更する場合があります

目の前の海で採れたばかりの、色白で美しいしらすを使用した「しらす丼」（600円）も人気。このふんわり食感は鮮度が良いからこそ。付け合わせの南高梅の梅干しとの相性も抜群。

ふわふわの「かき氷」（500円／+50円で練乳・あずきを追加可能）は、海で遊んで火照った体を冷やすのにピッタリ。

一部のメニューはテイクアウトもOK。かき氷をテイクアウトして海で食べる人もいるんだとか。

和歌山では珍しい中国茶も取り扱っています。

ゆるやかな時の流れに身を任せて

海南サクアスからもアクセスしやすい同店。青い海と空が見える抜群のロケーションで、体をいたわる薬膳アフタヌーンティーをいただく贅沢を味わってみてください。

ここでお得な情報を。2024年9月末までInstagramのフォローもしくはLINEの友達登録で、「薬膳アフタヌーンティーランチセット」が通常価格の4000円から3500円に。詳細はInstagramをご確認ください。